いとこに子供が生まれた時、贈るのに恥ずかしくない額はどの程度なのでしょうか?
いとこ・親戚へ贈る出産祝いの金額相場を、大公開します!
1.いとこ・親戚に出産祝いを贈る場合の相場は?
いとこ・親戚に出産祝いを贈る場合、一般的な相場は
です。
ですが、これらはあくまで目安。
普段のお付き合い次第で、金額は大きく変わってきます。
「親戚間の相場なんてあってないようなもの・・・」とも言われる所以です。
そこで、親戚間の状況を設定して、「一般的に」妥当な金額をずばり紹介します!
直接、出産の報告を受けるような間柄
出産の報告を受けるような間柄であれば、相場通り5,000~10,000円で考えて問題ないでしょう。
親しい間柄
普段からお世話になっており家族ぐるみで付き合っているような親しい間柄であれば、10,000円以上~30,000円程度が自然です。
付き合いがあまりない
普段のお付き合いがほとんど無く、もう何年も会っていない・・・というような場合は、贈らないという選択肢だってあります。
ただし、遠縁で数年に一度会うか会わないかでも、小さい頃お世話になった、気にかけてもらっている、大切に思っている、というような方なら、相場内でお気持ちを包めばよいでしょう。
過去に出産祝いをもらった相手
もし既にあなたに子供がいて、その方から出産祝いをいただいたことがあるのであれば、立場や状況に関わりなく、同額で返すのが妥当です。
これは生まれた赤ちゃんが一人目でも二人目でも、その方より年上でも年下でも、変わりません。
逆にあなたがこれから出産するのであれば、その時はおそらく相手も同額を贈るでしょう。
あまり高額を贈ると、相手がお返しに困ってしまうかもしれません。
「逆の立場になった時に負担になりすぎないような額」というのも、ひとつの目安として考えてみてください。
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2.贈る前に・・・兄弟姉妹、両親に確認したいこと
大体の相場が見えてきたところで、確認しておきたいことがあります。
親戚へ出産祝いを贈る場合、おそらく両親や兄弟姉妹もそれぞれお祝い金を包んでいるでしょう。
出産祝いを贈る前に、いくら包んだのか、お互い確認しておきましょう。
万が一、両親よりも高額を包んでいた場合、両親が恥をかくことになります。
また、兄弟姉妹同士では同額に揃えておくのが無難です。
親戚づきあいは、家同士のもの。
家同士の関係に、年上も年下も関係ありません。
ですから、兄姉だからもっと高額を出すべき、弟妹だからよりも少額でいい、というようなことはないのです。
3.親族間での前例を参考にする
一般的な相場も参考にはなりますが、親族間での前例などがあればそれを基に決めるのが良いでしょう。
また地域によって相場はずいぶん変わってきます。
独特の慣習や決まりがある地域もあるようです。
これは執筆者の経験ですが・・・
長男を出産した際、顔もよく覚えていない親戚から続々と30,000円~それ以上の額が贈られてきて驚いたということがありました。
これには様々な事情があります。
執筆者の親族間ではそもそも一般的な金額よりも相場がずいぶん上だったということ。
実家が「長男は一族の跡取りである=お祝いは盛大に」という慣習が残る地域であったこと。
また高齢者の多い親族内で久々の慶事であったことや、私の祖母にとっての初曾孫ということもあったようです(親戚はほとんど祖母からの遠い繋がりでした)。
皆さん現金で贈っていただいたので高額すぎてお返しに困るようなことにはならなかったのですが、私自身ずいぶん前に田舎から離れており普段の付き合いがない方々ばかりで、内祝いを贈るために住所と電話番号を調べるのが大変でした……。
ですが、写真付きの内祝いを大変喜んでいただき、わざわざお電話までいただいて数十年ぶりにお話をしたりと、嬉しい機会もいただきました。
親族間での前例や、地域性。
これらは、一般的な相場よりも優先して考えた方が良いものです。
しっかり調べて、お相手に心から喜んでいただける出産祝いを贈りたいですね。