夫としてパパとしてあなたは本当にイクメンですか?
育児・家事の分担に基づいたイクメンチェック表を使って家庭を支える本当のイクメンパパかどうか改めて確認してみましょう。
そして、夫婦で育児の負担について話し合うきっかけにしましょう。
真のイクメンとは?
子を持つ共働き夫婦は、いかに協力して育児に取り組むかがとても重要です。
「イクメン」が一般用語として定着しつつありますが、そもそも子育てさえしてれば「イクメン」だという考えは大間違い!
子育て以外にも家庭でやるべきことはたくさんあります。
すべての家事で協力しあうパパこそ真のイクメンです。
今回作成した家事・子育ての担当表を作って、本当にイクメンなのかチェックしましょう!
「いろいろ手伝っているのになぜ妻は不満をぶつけてくるのか?」思っているパパさん。
それでは、どうぞ!
イクメン度チェック表
各項目の点数は、「強度」です。点数が高いほど時間がかかったり、負担が重かったりします。
一つの項目の中で夫婦で分担していたり、時々やる項目もあるでしょうから、割合に応じて点数をつけてください。
例えば、おむつ交換を1回ずつ交代で行っているのであれば0.5点といった具合です。
もし、やっていない家事があれば分母の点数を減らしてください。
計57点
半分の28点に近ければ近いほど真のイクメンです!
夫婦で点数に差がある場合には、分担を見直しましょう。
ちなみに筆者は『24.5点/56点』でした。
(ミルクは卒業しているので満点は56点です。)
まだまだ、改善の余地ありです!
点数化できないイクメン指数もある
ところで、チェック表のように夫婦での作業分担でイクメン度を計ったとしても、点数化できない重要な要素もあります。
一生懸命、家事や育児をやっていても、「何か物足りない」と思われているとしたら、それは妻の精神的な支えとしての役割が不十分であるためかもしれません。
たしかに、家事・育児に協力的なのはありがたいのですが、妻の頑張りを褒めたり、疲れた妻をねぎらったりといった、ちょっとした心配りもとても重要です。
特に初めての子供は、授乳が上手くいかなかったり、寝不足が続くなどして、肉体以上に精神的な疲労が妻を追い込んでしまうのです。
ただ、夫も人間ですから、仕事から疲れて帰ってきて、家事も育児も一生懸命やって、妻の気持ちの問題にまで心を配る余裕が持てないこともよくわかります。
夫婦は「お互い様」ですから、妻の方も過剰な期待をかけないようにしましょう。
むしろ、家事・育児などの物理的な支えよりも、精神的な支えを重視したい場合は、夫の心の余裕ができるように、作業分担についても両者が納得できるように話し合った方がいいでしょう。