目次
北海道にある日鋼記念病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠中、夫の仕事の都合で引越しし、それに伴い産院も変わったのですが、始めの病院よりも引越しこちらの病院のほうが長くエコーを見せてくれたり毎回お顔の映ったエコー写真を取れるように先生が工夫してくれたらとても親切でした。
初めて3Dエコーを見たときは本当に感動し夫と何度もエコー写真を見直したのを覚えています。
妊娠、出産は人生で何度も経験できるものではないので、その貴重な体験を残しておけるように毎回検診時の先生の言葉を書いてエコー写真と共にアルバムにしていました。
今でも私の大切な宝物です。
2.お産の体験
予定日から3日たった夜中に急に目が覚めてトイレに行きました。
いつもの排尿とは少し違う気がして、破水なのか半信半疑でネットを読みまくっていたら、生理痛のような痛みに気がつきました。
アプリで測ってみると5分間隔で、陣痛だと自覚しました。
夫を起こし病院へ電話をして受診しました。
本陣痛と破水で入院となったのが午前4時半頃でした。
そこから陣痛室で過ごしましたが、なかなか5分間隔から短くならず、子宮口も4センチから開かない状態でした。
お昼12時頃になると痛みが増してきて、陣痛時は息をふーっと吐かないと辛いくらいになってきました。
お昼ご飯は食べられず、ゼリー飲料を口に流し込みました。
14時にはようやく子宮口7センチ、陣痛間隔も3分から2分と短くなってきて、腰全体が鉛のように重いもので殴られているような痛みに変わってきました。
16時半に子宮口8センチになったので分娩室へ移動して、先生が内診しました。
その刺激で完全破水し、そこからは堪え難い痛みに変わりました。
痛みが強すぎて2度吐き戻しました。
そこからの時間経過は覚えていませんが、ベビーが降りてくる感覚がわかり、とにかくゆわれるがままに呼吸法を繰り返しました。
夫の大きな手で腰をさすってもらうととても楽で、分娩台で仰向けになるのが本当辛かったです。
子宮口全開になってからは、3回ほど息むとドゥルンという感覚でとてもスッキリしたのを覚えています。
トータル分娩時間は、16時間半でした。
時間にすると長いですが、あの一日は人生で一番早く過ぎた1日で、人生で一番幸せを実感した一日でもありました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
足元から赤ちゃんが見えた時は、感動してはっきりと顔を見ることが出来ませんでした。
産声を聞き、ようやく生まれたんだと実感しました。
ありがとうという気持ちと、終わったー!という達成感に包まれていました。
ふと見上げると夫が涙していたのをみて私ももらい泣きしました。
4.入院中の体験
母子同室が始まり、夜泣くと私も一緒に泣きたい時もありました。
しかし、授乳室へ連れて行くと、同じように頑張るお母さんたちや助産師さんに会えてホッとしたのを覚えています、
暗い病室にいると気持ちも滅入ってしまいますが、授乳室の明かりをみると私だけじゃないんだと心強く感じ、授乳が終わって部屋へ戻るときには足取りも軽くなっていたように感じます。
今でも、入院中同じ部屋だったママさんとは仲良くさせてもらっていて、こんなステキな繋がりを持てたことに感謝しています。
5.日鋼記念病院で産んで「よかったな!」と思う体験
外来も病棟も親切丁寧で、この病院で良かったなぁと思っています。
食事も美味しかったです。
もし、次の子を授かることができたらまたこの病院で産みたいと思えるほど、信頼をおける病院でした!
私自身医療職で同業なので、入院中にかけてもらった言葉や対応をみて勉強させてもらったことも多くありました。
6.通院・入院中の「残念」な体験
特別残念に思ったことはないのですが、強いて言うなら外来の建物の古さでしょうか。
エレベーターがひとつしかなく大変込み合うので大きなお腹で長い時間まったり、コミコミのエレベーター内はやや窮屈に感じました。
また、これも建物のつくり上仕方がないのかもしれませんが、授乳室と産科、小児科外来の階が違い、1ヶ月検診のときは少し不便に感じました。
日鋼記念病院について
2017年1月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
LDRがあること、助産師の数が多いこと、NICUがありのでもしもの時も安心だと感じたこと、などの理由で選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
完全予約制だったので、長く待っても1時間程度でした。
しかし、総合病院だからか会計はかなり待たされる事が多く、診察から会計終了まで合わせると1時間半から2時間半かかることもありました。
3.費用はどれくらい?
検診での自費分は0~3000円程度でした。
分娩費用の自費は、ベッド差額分で4万円を支払いました。
4.主治医の先生はどんな人?
経験豊富な女医さんでなんでも気軽に相談しやすい空気でした。
できるだけ、その先生にあたるよう検診も組んでくれました!
たまに、別の先生に当たった時も丁寧な対応でマイナスなイメージは無かったです。
入院中も毎日回診があり、慣れない育児で疲弊している時も明るい笑顔で話をしてくださり心強かったのを覚えています。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
とても優しかったです。
辛い時に背中をさすってくれて、呼吸法をリードしてくれました。
上手だよと褒めてくれて、今思うと言葉1つ1つに棘がなく、私を受け入れてくれていると安心感を持つことができました。
私は、陣痛から出産が日勤帯から夜間帯に移る時間だったので勤務が変わるときに、「また明日くるから元気な赤ちゃん産んでね!頑張ってね!」と言われた言葉がとても心強くて、明日この助産師さんに私の赤ちゃんを抱っこしてもらうんだ!強く思いました。
陣痛に耐えらる原動力になったので今でも感謝しています。
6.入院中の食事はどうだった?
正直、総合病院どったので期待をしていませんでしたが、非常に美味しくいただきました!
お祝い膳には感動しました!
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
おっぱいを咥えさせるときに、大きく口を開けてもらう方法をレクチャーしてもらいました。
口に乳首を何度かつんつんと刺激し、頭をしっかり支えて、口が開いたと同時に乳輪を覆うイメージで咥えさせるようにとアドバイスをもらい、授乳がスムーズになりました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
特に相談はしませんでしたが、退院時にいつでも連絡くださいと言ってくださったので1ヶ月検診までの間とても心強かったです。
11.新生児健診のタイミング
生後1ヶ月