目次
チャイルドシートを使用できる時期についてメーカー別に紹介します。
また、一般的にチャイルドシートを使い始めことが多い時期についても解説します。
チャイルドシートはいつから使える?
1.基本的には新生児から使える
車に赤ちゃんや幼児を乗せる場合には、チャイルドシートを設置して乗せることが義務となっています。
安全のため必ずチャイルドシートに乗せましょう。
そして、チャイルドシートの対応年齢は生後0カ月(新生児)から使えるものがほとんどです。
この場合の新生児とは37週以降に2500g以上で産まれた赤ちゃんのことを指します。
もし、出産後の退院時に車で送迎する予定であれば、事前にチャイルドシートを購入して座席に設置しておきましょう。
新生児は、まだ首が座っていたため、急ブレーキなどによる重力で首に負荷がかかってしまうため、チャイルドシートは後ろ向きで設置します。
最近ではアップリカのディアターンなど、ベッドのようにフルフラットの状態に寝かせて、横向きに設置するチャイルドシートもあります。
新生児から使用できるチャイルドシート一覧
アップリカ | ディアターン プラス、フラディア グロウ |
コンビ | クルムーヴ スマート、ネルームNF、ネルームlite、ウィゴーロング(*)、ウィゴーEG、ママロン、ミニマグランデ、コッコロ |
エールベベ | KURUTTO シェリール、KURUTTO NT2360ターンS2、360ターンS2 |
グレコ | マイルストーン(**)、G-FIX、G-FLOW |
リーマン | iA01、レスティロ、パミオウーノ EX2、ソシエ 3、ソシエプラス 3、ピピデビューフォルテ、ネディLife、カイナ(*) |
タカタ | Child Guard 1.0、takata04-ifix、takata04-smartfix、takata04-neo SF、takata04-beans |
(*)7歳まで使えるタイプのシートです。
(**)11歳まで使えるタイプのシートです。
2.一部に1歳から使うタイプもある
「チャイルド・ジュニアシート」と呼ばれるタイプのチャイルドシートがあります。
このタイプは1歳から11歳頃まで使うことができます。
新生児から4歳までしか使用することのできない一般的なチャイルドシートと比べると、定価も安く、長い期間使えるのでとても経済的です。
1歳まで車で外出する予定がないのであれば1歳まで待ってから購入するとお得です。
1歳から使えるチャイルド・ジュニアシート一覧
アップリカ | フォームフィット、エアグルーヴ |
コンビ | ジョイトリップ |
エールベベ | Swing Moon、Saratto Swing、SARATTO CRUISE、SARATTO 3 STEP |
グレコ | エアホップ |
リーマン | フィーカDX |
チャイルドシートはいつから必要になるか?
チャイルドシートは、子供が産まれたらすぐに買ったほうがよいのでしょうか?
チャイルドシートが必要になる時期について解説します。
0カ月からあったほうがよい理由
もし自動車を持っているのであれば、間違いなく0カ月からあったほうがよいでしょう。
0歳児は遠くまで出かける機会も少ないので、近隣にスーパーや小児科があれば、徒歩や自転車だけでも事足りるかもしれません。
しかし、雨が降っている時にどうしても買い物や病院に行く必要がある場合には、車の方が楽で便利です。
また、買い物やレジャーなどで本格的な外出が増えてくる時期は月齢3~4月頃からです。
この時期にチャイルドシートを買うという選択肢もありますが、0歳児が使えるチャイルドシートは、もれなく新生児から使用できるため、結局、新生児の時から買っておいた方が、何かあったときにすぐに車が使えて便利であることは間違いありません。
1歳から対応のチャイルドシートは弟妹ができたら
先ほども説明したように1歳から11歳まで約10年間使えるチャイルド・ジュニアと呼ばれるタイプのシートがあります。
低価格でロングユースなので、これを買うつもりで1歳までは我慢しようと思っている人もいるかもしれません。
しかし、グレコから「マイルストーン」という新生児から11歳まで使えるチャイルドシートが販売されました。
もし、経済的な理由で先延ばししているのであれば、こちらの商品を買って0歳から使うようにするとよいでしょう。
チャイルド・ジュニアシートは第1子のために買うのではなく、むしろ第2子が生まれる時に買います。
しかも、第2子が誕生した時に第1子の年齢が3歳未満であった場合に限ります。
もし、第1子が3歳以上だった場合には3歳から使用可能なジュニアシートを購入するのが一般的です。
ジュニアシートは、チャイルド・ジュニアシートと比べるとさらに価格帯が低くなるからです。