生後10ヶ月の平均値(身長・体重・身長と体重の増加量)

生後10か月目の赤ちゃんの身長と体重に関するデータを掲載しています。

平均的な身長の伸び方、体重の増え方などが一目でわかります。

ママの離乳食作りや母乳育児の参考にしてください。

生後10ヶ月目の赤ちゃんの身長と体重

以下のデータは厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査」に基づいて作成しています。

1.平均身長(中央値)

生後10か月目の赤ちゃんにおける身長の中央値は以下の通りです。

男の子:72.8cm
女の子:71.4cm

中央値とは、生後10か月の赤ちゃん全員を背の低い方から順番に並べて、ちょうど真ん中にきた赤ちゃんの身長を意味します。

もし、男女別に100人の生後10か月の赤ちゃんがいた場合、100人中95人の男の子は身長68.4cm~77.4cmの範囲で、100人中95人の女の子は身長66.5cm~75.6cmの範囲にいます。

2.身長の1か月間の伸び値

生後10か月目の赤ちゃんが1か月間に伸びる身長の量は以下の通りです。(※中央値から算出)

生後9か月目から生後10か月目にかけて
男の子:1.0cm増
女の子:1.0cm増

生後10か月目から生後11か月目にかけて
男の子:1.0cm増
女の子:1.0cm増

赤ちゃんは誕生してから8か月目まで毎月伸びる量がだんだんと減っていき、生後9か月以降からは、毎月1cmしか伸びない状態が続くようになります。

3.平均体重(中央値)

生後10か月目の赤ちゃんにおける体重の中央値は以下の通りです。

男の子:8.88kg
女の子:8.34kg

中央値とは、生後10か月の赤ちゃん全員を体重の軽いから順番に並べて、ちょうど真ん中にきた赤ちゃんの体重を意味します。

もし、男女別に100人の生後10か月の赤ちゃんがいた場合、100人中95人の男の子は体重7.34kg~10.59kgの範囲に、100人中95人の女の子は体重6.86kg~10.06kgの範囲にいます。

4.体重の増加量

生後10か月目の赤ちゃんにおける体重の平均増加量は以下の通りです。(※中央値から算出)

生後9か月目から生後10か月目にかけて
男の子:1日5.9g増(約1か月で180g増加)
女の子:1日5.6g増(約1か月で170g増加)

生後10か月目から生後11か月目にかけて
男の子:1日5.9g増(約1か月で180g増加)
女の子:1日5.6g増(約1か月で170g増加)
※1か月を30.4日として算出

赤ちゃんの体重は月齢ごとにどんどん増えない状態になり、生後9か月以降は1日5~6g増の状態で一旦下げ止まります。

なお、紹介した身長・体重の数値はあくまで平均値(または中央値)です。

成長には個人差があり、母乳やミルクを飲む量にも個人差があります。また、成長段階によって急に飲む量が増える時期や、減る時期もあります。

赤ちゃんの成長に気になる点があれば、医師や助産師に相談しましょう。

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