新生児に必要なアイテムを季節別に一覧で紹介します。
誕生する季節によって準備しておくべきものが異なるので、生まれる前に確認しておきましょう。
新生児に必要なもの一覧
1.季節問わず必要なもの
新生児が生まれる季節に関係なく必要となるアイテムは下記となります。
新生児はおしっこもうんちも頻回なので、余裕をもって各2パック以上買っておきましょう。
●哺乳瓶・粉ミルク
母乳育児が基本ですが、おっぱいを飲み慣れない新生児の時期は母乳の分泌が少ない場合があるので、粉ミルクを足すことがあります。
●コンビ肌着・ハンガー
はだけにくく短肌着としても長肌着としても使えるコンビ肌着はとても便利です。新生児は着替えも頻回なので最低5~6枚が必要です。また、洗濯した時に干せるようにベビー用のハンガーも必要です。
●ベビーバス
新生児でも毎日沐浴を行いますのでベビーバス(沐浴桶)が必要です。
●ガーゼハンカチ
授乳や沐浴で大活躍します。最低10枚は用意しておきましょう。
●スタイ
新生児の頃はよだれがあまり出ないのですが、授乳中にベビー服が汚れやすいためスタイが必要です。新生児の肌にも優しい柔らかい素材のものを5~6枚用意しておきます。
●ベビー用爪切り
生まれた時には爪がすでに伸びているためすぐ必要になります。
●ベビー布団セット
敷布団、シーツ、掛け布団、掛け布団カバー、枕の5点が最低必要です。洋室で寝る場合には、さらにベビーベットも用意します。
●温湿度計
新生児は暑い・寒いを教えてくれないので、快適な室温・湿度を保つために必要になります。
●チャイルドシート
退院する時に車で送迎する場合には準備する必要があります。
2.春・秋に必要なもの
4月、5月、6月、10月に誕生する新生児のために必要なものは下記になります。
肌着の上に着るベビー服が必要です。赤ちゃんは服を汚しやすいので最低5~6枚は必要です。
●ベスト(綿)
春と秋は気温の変化が激しく、服の温度調整も難しい季節です。綿製のベストがあると肌寒い時にさっと着させられるので重宝します。
●靴下
ベストと同じく、肌寒い日で足先が冷えている場合に履かせてあげます。新生児は1日寝て過ごすので布団でも十分なので、あれば安心という程度です。
●おくるみ(タオル地・ガーゼ地)
外出するときにベビー服だけでは手足が肌寒い時もあるので用意します。タオルケットとしても代用できます。
●タオルケット・ガーゼケット
日中の暖かい時間にねんねをするときはタオルケットかガーゼケットを1枚掛けあげます。
●保湿剤(ベビーオイル、ベビーローション、白色ワセリン)
晴天の日は乾燥するため、沐浴後には必ず保湿をします。保湿剤にはサラッとしたタイプとシットリしたタイプがありますが、この時期はサラッとしたタイプでよいでしょう。
3.夏に必要なもの
7月、8月、9月に誕生する新生児のために必要なものは下記になります。
汗っかきの新生児にとって夏の暑さは大敵で汗疹ができやすい時期です。赤ちゃんの寝る部屋にクーラーがなければ必ず設置しましょう。
●タオルケット・ガーゼケット
クーラーの冷たい風が直接当たってしまうと涼しすぎるため薄手のタオルケットかガーゼケットをかけて寝かせるとよいでしょう。
●汗取りパッド
クーラーをかけていても、授乳をするときにはママの体温で暑くなるためかなり汗をかきます。肌着の下に入れる汗取りパッドを使えば着替えの回数が減って手間が少なくなります。
4.冬に必要なもの
11月、12月、1月、2月、3月に誕生する新生児のために必要なものは下記になります。
最低5~6枚のベビー服が必要です。ツーウェイオールであれば新生児の足先までしっかり覆うことができます。裏起毛になっている冬用タイプだとより保温性が高くなります。
●ベスト(フリース)
ベストは保温のために室内で着せます。綿100%の肌着やツーウェイオールは通気性がよいため、フリース素材のベストを使うと冷気をシャットアウトしてくれます。
●ジャンプスーツ
保温性の高い外出用のカバーオールです。冬はダウン素材かフリース素材のものを選びます。上の子を連れて外出することが多くなる2人目の赤ちゃんで必要になります。
●おくるみ(フリース地)
フリース地のおくるみはジャンプスーツの代わりとして外出の時に使うことができます。
●帽子
新生児は頭髪が少ないため外気で頭が冷えてしまいます。綿で作られた薄手の帽子であれば、外出する時はもちろん、室内でも使用できます。
●靴下・レッグウォーマー
常にお布団をかけている新生児でも冬場は足が冷えてしまうことがあります。赤ちゃんの足に触れて冷たいと感じたら靴下やレッグウォーマーをはかせてあげましょう。
●毛布
お布団を保温するため掛け布団の下に敷いて使います。
●保湿剤(ベビーオイル、ベビーローション、白色ワセリン)
乾燥による肌荒れはアトピーや食物アレルギーにつながるため、冬は1日2回保湿する必要があります。シットリとした保湿剤のほうが保湿効果が高いのですが、成分が赤ちゃんの肌に合わないこともあるのでサラッとしたタイプの保湿剤も用意しておきましょう。
●おしり拭きウォーマー
おしり拭きが冷たくなるため、人肌の温度に暖めてくれるおしり拭きケースを準備してもよいでしょう。しかし、常温保存していたおしり拭きをそのまま使ったとしても、赤ちゃんが嫌がったり泣くことはそれほどないので必須ではありません。