生後9ヶ月の平均値(身長・体重・身長と体重の増加量)

生後9か月目の赤ちゃんの身長と体重に関するデータを掲載しています。

平均的な身長の伸び方、体重の増え方などが一目でわかります。

ママの離乳食作りや母乳育児の参考にしてください。

生後9ヶ月目の赤ちゃんの身長と体重

以下のデータは厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査」に基づいて作成しています。

1.平均身長(中央値)

生後9か月目の赤ちゃんにおける身長の中央値は以下の通りです。

男の子:71.8cm
女の子:70.4cm

中央値とは、生後9か月の赤ちゃん全員を背の低い方から順番に並べて、ちょうど真ん中にきた赤ちゃんの身長を意味します。

もし、男女別に100人の生後9か月の赤ちゃんがいた場合、100人中95人の男の子は身長67.4cm~76.2cmの範囲で、100人中95人の女の子は身長65.5cm~74.5cmの範囲にいます。

2.身長の1か月間の伸び値

生後9か月目の赤ちゃんが1か月間に伸びる身長の量は以下の通りです。(※中央値から算出)

生後8か月目から生後9か月目にかけて
男の子:1.2cm増
女の子:1.2cm増

生後9か月目から生後10か月目にかけて
男の子:1.0cm増
女の子:1.0cm増

赤ちゃんは月齢が上がるにつれて、だんだんと身長が伸びない状態になってくることがわかります。

生後1か月間で平均4cm以上も身長が伸びていましたが、生後9か月前後ではちょうど1cmにまで伸びが落ち着いてしまいます。

3.平均体重(中央値)

生後9か月目の赤ちゃんにおける体重の中央値は以下の通りです。

男の子:8.7kg
女の子:8.17kg

中央値とは、生後9か月の赤ちゃん全員を体重の軽いから順番に並べて、ちょうど真ん中にきた赤ちゃんの体重を意味します。

もし、男女別に100人の生後9か月の赤ちゃんがいた場合、100人中95人の男の子は体重7.16kg~10.37kgの範囲に、100人中95人の女の子は体重6.71kg~9.85kgの範囲にいます。

4.体重の増加量

生後9か月目の赤ちゃんにおける体重の平均増加量は以下の通りです。(※中央値から算出)

生後8か月目から生後9か月目にかけて
男の子:1日6.5g増(約1か月で200g増加)
女の子:1日6.5g増(約1か月で200g増加)

生後9か月目から生後10か月目にかけて
男の子:1日5.9g増(約1か月で180g増加)
女の子:1日5.6g増(約1か月で170g増加)
※1か月を30.4日として算出

赤ちゃんの体重は月齢ごとにどんどん増えない状態になり、生後9か月では1日5g増 まで下がってしまうことがわかります。

なお、紹介した身長・体重の数値はあくまで平均値(または中央値)です。

成長には個人差があり、母乳やミルクを飲む量にも個人差があります。また、成長段階によって急に飲む量が増える時期や、減る時期もあります。

赤ちゃんの成長に気になる点があれば、医師や助産師に相談しましょう。

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