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生後5か月の赤ちゃんの発達にあったおすすめのおもちゃを紹介します。
この時期の発達段階を理解したうえで、生後5か月でも楽しめるおもちゃを探してあげましょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんでも遊べるおもちゃとは?
生後5か月の赤ちゃんは、離乳食が始まる時期で、夜にまとまって寝るようになり、日中の活動が活発になってきます。
まずは、生後5か月の心や運動の発達状況を理解しましょう。
月齢にあった最適なおもちゃとを選ぶヒントが満載です。
1.遊ぶ姿勢は腹ばいが基本
赤ちゃんはまず首を中心とした上半身の筋肉や神経が発達していきます。
生後5か月頃になると腹ばいの姿勢で首や手や足を自分の力で持ち上げて動かせるようになっています。
一方で下半身の発達はこれからで、まだ一人で座ることはできません。
赤ちゃんの筋力や平衡感覚を養うためにも日中に遊ばせるときは、横向きにして寝返りの練習をしたり、腹ばいにしておもちゃで遊ばせるようにします。
特に腹ばいは、視野が広くて、手も動かしやすいので、興味のあるものを見つけた時に、手を伸ばしてつかみに行きやすい姿勢であると言えます。
2.好奇心が旺盛になってくる
生後5か月頃になると情緒面では脳の発達にともない様々な感情が現れてきます。
人見知りが始まるのもこの頃からです。
そして、好奇心も旺盛になってきて、手の届くものになんでも手を伸ばして、口に入れて確かめようとします。
これまであまり興味を示さなかったようなおもちゃにも手を出して遊ぶようになってきます。
一方で発達や性格には個人差があるので、生後5か月を過ぎてもなかなかおもちゃで遊ばない赤ちゃんもいます。
笑ったり、手を伸ばすことのない赤ちゃんでも気にせずに、ママとパパがおもちゃや絵本などを使って遊んであげることで、赤ちゃんの体や脳を積極的に刺激してあげましょう。
3.楽しいと笑ってくれる
生後5か月になると表情がとても豊かになってきます。
ママやパパが赤ちゃんをあやすと、声を出して笑い、「きゃっ、きゃっ」と叫ぶように喜ぶようになってきます。
遊びを通じて赤ちゃんとのコミュニケーションがとれるようになるため、単におもちゃをプレゼントすして遊ばせるだけでなく、それらを上手に使ってたくさんの声掛けをしてあげましょう。
生後5ヶ月のおすすめおもちゃ
生後5か月の赤ちゃんの発達段階で遊ぶことができるおもちゃは以下のものです。
オルゴールメリー、モービル、ラトル(ガラガラ)、仕掛け絵本、ぬいぐるみ(人形・パペット)、ボール、おきあがりこぼし、ベビージム、ジャンパー
中でも特に生後5か月頃におすすめのおもちゃを紹介します。
1.全身を使って遊ぶおもちゃ
首が座って、腹ばいの姿勢にも慣れてくる生後5か月の赤ちゃんには、全身を使って遊ぶおもちゃで、運動の発達を促していきましょう。
好奇心旺盛な赤ちゃんが声を出して喜ぶおもちゃとしておすすめなのが、「ボールプール」と「ジャンパー」です。
まず、「ボールプール」についてですが、生後5か月の赤ちゃんでは、まだ上手にカラーボールを持つことができないので、ボールを投げて遊ぶことはできません。
そこで、ボールプールの中にお気に入りの人形やラトル、絵本などを入れてみましょう。
ボールプールの不安定な姿勢の中で遊ぶことになるので、全身を使って手を伸ばさないとお気に入りのおもちゃをつかむことができません。
仰向けでも腹ばいでも、いつもとは勝手の違う状況に面白がるでしょう。
ボールプールの中に埋もれて「いないないばぁ」をするなどのふれあい遊びもできます。
ボールプールには様々な形状の商品がありますが、大きすぎると置ける場所に限りがあるため生後5か月であればこちらのような小さなものがおすすめです。
必要なカラーボールも少なくて済むので経済的です。
テントやトンネルのついたボールプールもありますが「はいはい」が上手になると楽しむことができます。
ボールテントは高額なおもちゃではないので、月齢に合わせて買い換えてもよいでしょう。
次に生後5か月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃは「ジャンパー」です。
聞いたことのないママも多いと思いますが、知る人ぞ知る人気のおもちゃです。
ジャンパーというのはこちらのようなおもちゃで、赤ちゃんをハーネスに固定して、ぴょんぴょん足でジャンプして楽しみます。
生後3カ月から遊べるのですが、首が完全に座って安定している生後5ヶ月くらいからがおすすめです。
フィッシャープライスのジャンパーは特に人気で、単にジャンプするだけでなく360度様々な仕掛けが満載です。
楽しすぎて、かわいい声をたくさん出してくれるので、ママもパパも愉快になります。
なお、この時期は腹這いで遊ぶことが大切なので、くれぐれも長時間乗せて遊ばせることがないようにしましょう。
2.情緒をはぐくむおもちゃ
笑顔をいっぱい見せてくれる生後5か月の赤ちゃんとのふれあい遊びはますます楽しくなります。
いつも同じ手遊びや赤ちゃん体操ばかりで飽きてきたなと思ったら、おもちゃの力を借りて遊ぶとよいでしょう。
そこでおすすめのおもちゃが「仕掛け絵本」と「パペット」です。
まず「仕掛け絵本」では生後5か月頃だと布製の絵本が人気です。
手でつかんで音を出したり、口に入れたりするおもちゃとしても利用できます。
また、絵本なのでママやパパの声掛けの幅を広げてくれます。
こちらはベストセラー絵本「はらぺこあおむし」のソフト絵本です。
絵本は握るとカシャカシャと音がして、めくると鏡が出てくるなどの仕掛けがあります。
ママが「はらぺこあおむし」のストーリーを知っていれば、赤ちゃん向けにアレンジしてお話もできます。
リングでベビーカーにも吊るせるのでお出かけにも便利です。
そして、もうひとつおすすめが「パペット人形」です。
もちろん赤ちゃんが手にはめて遊ぶことはできませんが、ママやパパがパペットを付けて「いないないばあ」や「ここだよー」とかくれんぼをしたり、「こしょこしょ」と顔をくすぐってあげると、とても喜びます。
こちらは、大きな口で表現がしやすいシンプルなパペットです。
見た目もかわいいので赤ちゃんの初めてのお友達として気に入ってくれるでしょう。
リンゴがついていて「もぐもぐ」と食べさせることができます。
生後5か月ではまだ手にもってサルくんに食べさせるところまではできませんが、離乳食が始まるこの時期は食べる楽しさを伝えるのに最適のパペットです。