ファーストシューズはいつから履くの?―赤ちゃんの「靴」買い方ガイド―

ファーストシューズの購入時期や選び方について解説します。

ファーストシューズは「早くていつから履かせていいの?」「遅くていつまでに購入すればいいの?」という疑問をすっきり解決します。

プレシューズとファーストシューズの違い

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ファーストシューズを購入するタイミングを知る前に、赤ちゃんの靴に関する基本的な用語を知っておきましょう。

「ファーストシューズ」のほかに「プレシューズ」というものがあるのはご存知ですか?

ファーストシューズ
初めて買う外出用の靴で、主に「あんよ(自立歩行)」をサポートするために使われる靴のこと。
プレシューズ
ファーストシューズの前に買う靴で、主に室内用の靴。「つたい歩き」のサポートで使う。

というような違いがあるのですが、ファーストシューズとプレシューズの中間に位置するような靴もあって厳密に違いを区別できるものではありません。

一般的には「はじめて買ってあげる靴」を総称してファーストシューズと呼んでいます。

この違いを踏まえたうえで、いつから靴を履かせるべきか解説します。
https://cawaiku.com/child/0-old/first-shoes-ranking-2714

ファーストシューズを購入する5つのタイミング

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結論から言うと、「いつまでに買うべき!」という決まりはありません。

それぞれの家庭の方針で決めればよいのですが、一般的によくあるタイミングを紹介します。

1.ハイハイするようになったら

まず、最初のタイミングとしてはハイハイができるようになったタイミングです。

ハイハイはおよそ月齢8~10カ月頃から始まります。

手と膝を使って移動できるようになると、家の平坦なフローリングだけでなく、凸凹している公園の芝生を移動したり、築山にも登れるようになるため外遊びを楽しむことができるようになります。

第一子のママの場合「ハイハイしかできないのに公園で遊ぶの?」と驚くかもしれません。

しかし、兄姉がいる場合、家の中でばかり遊ばせるとストレスになって、月齢8か月くらいの下の子を連れて公園で遊ばせることがあります。

赤ちゃんの性格によっては、ベビーカーでじっとしていられない子もいるので、芝生に降ろして遊ばせることになるのです。

赤ちゃん自身も家とは全く違う雰囲気の中で、いつも以上に楽しそうに動き回ります。

もちろん真冬や真夏の季節での公園デビューは避けたほうがよいですが、春や秋の気候の良い時期であれば、公園デビューをさせるために、ファーストシューズを買ってもよいでしょう。

どんなファーストシューズを選ぶ?

月齢8~10か月頃は、足のサイズは10cm足らずです。

ハイハイ専用のシューズと言うのは存在しないので、歩行の前段階であるため「プレシューズ」を履かせるのが基本です。

この時期の赤ちゃんの基本動作は「ハイハイ」で移動して「お座り」をするという動作であるため、柔軟に足首を動かせることが重要です。

プレシューズは、全体的に柔らかい布製が多く、足首の動きを妨げることがありません。

脱げにくいように、靴下に合皮のソールを付けたソックス型もプレシューズもあります。

また、指をたくさん動かせるように、指先を締め付けないものを選びましょう。



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カラー:ブルー、ライトブルー、ピンク、レッド、パープル、イエロー
サイズ:10.0cm~11.0cm

2.「たっち」するようになったら

次のタイミングとしては「たっち」ができるようになる月齢9~11か月頃です。

「たっち」ができるとあっという間に「つたい歩き」が始まります。

ハイハイで外遊びをさせることには少し抵抗があるかもしれませんが、つたい歩きができれば、ベンチや遊具などを利用して「あんよ」の練習ができるため、公園デビューをさせたくなるママも多いのではないでしょうか?

どんなファーストシューズを選ぶ?

月齢9~12ヵ月頃の足のサイズは10cm前後です。

この時期は、「プレシューズ」にするべきか「ファーストシューズ」にするか悩ましい時期です。

プレシューズは靴底が「皮(合皮)製」で柔らかく、ファーストシューズは靴底がゴム底で硬いというという違いがあります。

「あんよ」よりも「ハイハイ」が主な移動方法になるため、靴底が柔軟な「皮製」が望ましいのですが、一方で皮は「滑りやすい」という欠点があります。

転倒しにくい安全なものを第一に考えると、できるだけ柔らかいゴム製の靴にするか、合皮の一部にゴムの滑り止めがついた靴を選ぶとといでしょう。


ミキハウス ベビーシューズ

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カラー:ベージュ、ホワイト
サイズ:10.5cm~12.5cm

3.1歳になったら

成長には個人差があるため同じ1歳と言っても、歩ける子もいればつかまり立ちができるようになったばかりの子もいます。

なので、成長を目安にしたタイミングではありません。

しかし、1歳の誕生日にファーストシューズをプレゼントすることがよくあります。

「ファーストシューズ」は意外と高価なので、祖父母にプレゼントとしておねだりするママも多いのではないでしょうか?

どんなファーストシューズが選ぶ?

1歳の足のサイズは10~11cm前後です。

赤ちゃんによって発達状況が異なるため、ハイハイばかりであまりたっちをしない子であれば「プレシューズ」を、つたい歩きが大好きで、自立歩行にも積極的に挑戦する子であれば「ファーストシューズ」を購入しましょう。

「ファーストシューズ」は、未発達な赤ちゃんの足を優しく包み込むような柔らかい素材で、靴底も滑りにくいゴム製でありながらも柔軟性のある靴を選びます。

また、汗っかきであるため、通気性の良いメッシュ素材がおすすめです。


ミキハウス ファーストシューズ

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カラー:マルチ、ピンク、アイボリー、レッド
サイズ:11.5cm~13.5cm

4.あんよができるようになったら

「あんよ」は1歳2か月~6カ月頃にできるようになります。

最初はバランスの悪い「よちよち歩き」ですが、それから1か月もすると「小走り」ができるくらいまでに上達します。

歩きはじめるようになると、家よりも屋外が遊び場の中心になります。

ということで、どんなに遅くても「あんよ」を始めたら、早めにファーストシューズを購入しましょう。

どんなファーストシューズを選ぶ?

1歳2か月~6カ月頃の足のサイズは11cm~12cm前後です。

歩くための靴を選ぶ必要があるため「プレシューズ」ではなく「ファーストシューズ」を選びましょう。

ゴム底で滑りにくく、ソールが柔軟に曲がる靴を履かせます。


アシックス ファーストシューズ

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カラー:ピンク、ベージュ、ブルー
サイズ:11.5cm~13.0cm

5.保育園に入園したら

それぞれの保育園の方針にもよりますが、1歳になる前の赤ちゃんでも、ずりばいやハイハイで外遊びをさせることがあります。

保育園への入園が決まったら、すぐに外用の靴が必要かどうか確認しましょう。

これまでの解説を参考に、外遊びのさせる時期の発達状況に合わせて、ファーストシューズを選びましょう。

ファーストシューズは店頭で計測してもらおう

最後にファーストシューズを選ぶときには、できるだけ靴の専門店でサイズを計測してもらいましょう。

赤ちゃんの足は非常に柔らかく骨や筋肉も未熟であるため適切な大きさの靴を選んであげましょう。

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