生後3ヶ月の赤ちゃんの生活リズム

生後3か月の赤ちゃんの生活リズムについて解説します。

1日の生活スケジュール例や、この時期の赤ちゃんの生活に取り入れたいことなどを紹介します。

1日の生活スケジュール【生後3ヶ月の事例】

※下記の表は生活リズムの一例であり、赤ちゃんによって大きく個人差があります。

0:00~2:00睡眠
2:00~2:30授乳
2:30~5:30睡眠
5:30~6:00授乳
6:00~9:00睡眠
9:00~9:30授乳
9:30~10:30遊び・散歩
10:30~12:30睡眠
12:30~13:00授乳
13:00~16:00遊び・お出かけ
16:00~16:30授乳
16:30~18:30睡眠
18:30~19:00入浴
19:00~19:30授乳
19:30~22:30睡眠
22:30~23:00授乳
23:00~0:00睡眠

睡眠時間 : 15~20時間
授乳回数 : 7~10回
ミルク : 160mlを6~7回

生後3ヶ月の生活リズムの特徴

1.授乳間隔は3~4時間で安定

この時期、赤ちゃんのおっぱいを欲しがる間隔は3~4時間で安定してきます。

赤ちゃんの成長に伴って母乳の分泌量は増えていますが、赤ちゃんの体重が出生時の2倍を超えて飲む量も増えていることから、離乳食に移行するまでは授乳回数に大きな変化はありません。

またこの時期、ママの用事などで赤ちゃんがおっぱいを飲みたがる時間に飲ませられないと、授乳リズムが狂っておっぱいのスムーズな排出ができないために、おっぱいが張って痛くなったり、熱をもったりすることもあるので気をつけましょう。

2.昼夜の生活リズムにメリハリがでてくる。

生後3カ月頃の赤ちゃんは昼と夜の区別がつくようになっています。

そのため夜は授乳している時間を除いて寝続けることが多いのですが、昼間は目を覚まして一人で遊んだり、ママとお出かけをすることもできるようになってきます。

昼と夜の区別がわかるように、朝起きた時に外気浴をするなど太陽の光を浴びて、1日の変化を感じられるようにしてあげましょう。

1歳頃までには大人と同じような昼と夜の生活リズムに慣れてきます。

3.お昼寝は2回程度になってくる

生後3か月頃で昼間に起きている時間が長くなってくると、ある程度決まった時間にお昼寝をするようになります。

例えば2~3時間程度のお昼寝を午前と午後に1回ずつといった具合です。

一方で、昼と夜の区別が完全についているわけではなく、むしろ赤ちゃんの体内時計がずれてしまって、昼間はよく寝て、夜に活動するという昼夜逆転の生活リズムになってしまう赤ちゃんもいます。

一時的な現象であり、生活リズムは次第に戻ってきます。

生後3ヶ月の生活に取り入れよう

生後3か月の赤ちゃんのお世話をしていく中で、生活リズムに取り入れてあげたいことを紹介します。

1.お出かけしよう

生後2か月頃からお散歩を始めているようであれば、生後3か月からは外出の回数を増やすこともできます。

例えば午前中に1時間くらい公園をお散歩して、午後にもママの夕食のお買い物をかねて1時間くらいのお散歩をしてみましょう。

春・秋のおだやかな季節であれば、公園にレジャーシートを敷いて、公園の景色を眺めたり、ふれあい遊びを楽しんだりしてみましょう。

2.手や目を使った遊びをしよう

生後3か月は感情表現も豊かになってきて、楽しいと笑い、不満だと泣いて訴えるようになってきます。

ママ・パパとっても赤ちゃんと遊び甲斐のある時期に入りますので、いっぱいあやして遊んであげましょう。

中でも手の発達が著しく、手で物をつかんで振り回したり、口に入れて確認したりします。

また、目も立体的に見えるようになってきており、手に取った物をじっくりと観察する姿が見られます。

ベビー用のおもちゃはもちろん、リモコンやタオルなど家にあるものを手渡しておもちゃとして遊んでもらってもよいでしょう。

3.スキンシップを楽しもう

生後3か月は感情が複雑になってきて、ママ・パパからのコミュニケーションに対しても笑うなどの反応がでてきます。

この時期ならではの赤ちゃんのかわいらしい笑顔が見られます。

おすすめは入浴後のマッサージや赤ちゃん体操、こちょこちょ遊びなどです。

笑顔で声掛けをしながらこうしたスキンシップを行うことで親子の相互の愛情がより強まります。

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