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リッチェルから発売されている「2WAYごきげんチェア」の実体験レビューを紹介します。
口コミ情報のひとつとして参考にしてください。
リッチェルの「2WAYごきげんチェア」を使ったらこうなった
このコラムは1歳の子供がいるChibimeさんによる商品レビュー記事です。
1.なぜ買ったのか?
娘の離乳食が始まり、当初はママの膝の上で食べさせていました。
そして離乳食開始から1ヵ月ほど経った生後7ヵ月頃に、ようやく腰が座りお座りが安定してきたので、食事用の椅子探しを始めました。
娘は少々身体が小さめだったので、どのベビーチェアも娘にとってはサイズが大きく身体がふらついてしまうのではないかと不安になり、なかなか決められずにいました。
そんな時に出会ったのが、リッチェルの「2WAYごきげんチェア」です。
ごきげんチェアはダイニングの椅子に固定すればハイチェアとして、単体で床置きすればローチェアとして、2通りで使えるという点に惹かれました。
我が家はダイニングテーブルで食事をしているのですが、親戚が集まった時などは居間で座卓を囲んで食事をすることもあるので、こちらの椅子ならどちらのシチュエーションでも家族そろって食事ができますよね。
また、体をグルっと囲うように作られた背もたれなので、身体の小さい娘でも安定して座ることができそうだと感じました。
他にも、4000円程度とお値段も手ごろで、対象月齢が7ヵ月から5歳までと長く使えることなど、気に入った点がたくさんあり購入を決めました。
2.実際に使ってみたらこうなった
娘は初めての椅子を警戒しているのか、初めの数日はなかなか座ってくれませんでした。
そのため、まずは椅子に慣れてもらおうと、床に置いて好きなだけ触ってもらう期間を設けました。
少し慣れてきたところで座らせてみて、機嫌が良いうちに好物のバナナを食べさせてみると、「座るといいことがある!」と思ったのか、それ以降すんなり座ってくれるようになりました。
不安に思っていたサイズ感は、やはり生後7か月の小さめの娘には少し大きかったのですが、背中にクッションや畳んだタオルを挟むと安定するようでした。
床置きで座ることに慣れてから、ダイニングの椅子に取り付けて食事を始めました。
なお、取り付けることができる椅子の大きさは座面の幅・奥行きともに35cm以上が必要なので、購入前にチェックが必要です。
取り付けは、固定用のベルトを椅子の背もたれに回してバックルで止めるだけのワンタッチ式で、着脱も簡単にできました。
座卓で食事をすると居間のおもちゃやテレビに気を取られることも多かったのですが、ハイチェアにしてダイニングで集中して食事が食べれるようになりました。
3.その後、どうなったか?
購入してから1年ほど、毎日食事の際に利用しています。
今では、食事の時間と分かると自分から椅子によじ登ってくるようになりました。
座らせて安全ベルトを留めると「てーぶる、ないね」とテーブルを要求。取り付けてあげるとテーブルを叩いてニコニコしながらご飯を待っていてくれます。
自分の椅子としてすっかり気に入った様子です。
1歳8ヶ月になり、背中にタオルを挟む必要はなくなりましたが、まだ狭くなってきた感じはありません。
また、1歳8ヶ月ともなるとジャングルジムも登れるほど身体の動きが巧みになってくるのですが、背もたれとテーブルで身体を囲むような形状と安全ベルトのおかげもあってか、無理に椅子から脱出を試みることもあまりありません。
2WAY機能も本当に便利で、来客時に居間で座卓を囲んで食事をする時にも頻繁に利用しています。
ローチェアとして座らせれば、みんなで座卓の食卓を囲むことができるので、そんな日は娘も一段と食事を楽しんでいます。
取り外しも簡単で本体も軽いので、持ち運びのストレスもなく、我が家ではハイチェア・ローチェアどちらの使い方でも大活躍しています。
リッチェル「2WAYごきげんチェア」の評価
1.良かった点
購入したときは特に重要視していませんでしたが、今もっともオススメしたいのはテーブルを簡単に取り外すことができる点です。
離乳食期から幼児食期に移った今でも、食べこぼしたり、食べ物のついた手であちこち触るので、洋服やベビーチェアがたくさん汚れます。
それを布巾やウェットティッシュで拭くだけだと雑菌が気になりますし、取り切れない油のぬめりもあります。
しかし、「2WAYごきげんチェア」は、テーブルが簡単取り外せるのでどんなに汚れても最後には食器と同じように洗ってしまえば、次の食事の時には気持ちよく清潔なテーブルで食事を始めることができます。
外食で他社のハイチェアを使ったときに、椅子とテーブルの取り外しにかなり力が必要で、毎日取り外すのはかなり大変そうだと思いました。
それまでは、簡単に取り外しができることは当然と思っていましたが、改めて「2WAYごきげんチェア」はテーブルの丸洗いがしやすいと感じることができました。
また、付属のテーブルはフチが1センチほどせりあがっており、コップを倒して飲み物が流れても、テーブルの外にはこぼれにくい構造も助かっています。
2.改善して欲しい点
欠点として気になる点は、テーブルの奥行きがないことです。
離乳食を始めたばかりの頃はいいのですが、幼児食期に入り茶碗やおかずのお皿、汁椀など食器の数が増えてくると、テーブルが狭く載せきれないということが出てきました。
かわいいランチプレートを見つけても、テーブルサイズに合わないので諦めることもしばしば…。
もう少し奥行きのあるテーブルであれば、お皿選びにも困ることなく気に入ったお皿を使うことができるのになあ、と思いました。
とはいえ、付属のテーブルを使わずにダイニングテーブルで食事することはもちろんできます。
むしろ、ダイニングテーブルで一緒に食事をとるために良い仕掛けもあります。
リッチェル 2WAYごきげんチェアは、座面の高さを変えることもできるようになっています。
テーブルの高さに届かない時は高くして、背が伸びてテーブルが低くなってきたら戻してと、長く使用できるこだわりが本当にたくさん詰まっているなと感じます。
リッチェルの 2WAYごきげんチェアは、今ではすっかり家族の大のお気に入りの品となったので、これからも長く使っていきたいです。