我が家で、近藤真理恵さんのベストセラー「人生がときめく魔法の片づけ」を実践しました。
その結果、燃えるゴミ、燃えないゴミ合わせて20袋以上を処分できました!
その実体験レポートです。
なぜコンマリ流片づけは「捨てられない」妻でも捨てる気にさせるのか?
子供が生まれてからというもの、子供の服やおもちゃで部屋が散らかるばかり。
生まれる前にもっと、自分たちのモノを整理しておけばよかったと後悔していました。
そんな時、たまたまyoutubeの動画でコンマリさんの紹介番組を見て興味を持ち、古本屋で「人生がときめく魔法の片づけ」を購入したのです。
本を読んだ結果、私はすっかりコンマリさんの「魔法」にかかってしまい、自宅を「片づけ」ることを決意したのでした。
ミニマリストというほどでもないのですが、夫である私は必要最小限にモノがあればいいという主義。
何か新しいものを買う時は、ものが増えないように何かを捨てるという感覚で、生活をしています。
その一方、妻は「捨てられない」「ものを貯める」「何でももらってくる」という人。
たとえば、旅行先のホテルで、歯ブラシやら試供品の化粧品やら、使いもしないのに、持って帰り、ひきだし貯めこむです。
「どうせ使わないんだから、捨てなよ!」といっても、「これから使おうと思ったの!」と言う始末。
そんな彼女に、コンマリの本を薦めるところから、我が家の片づけは始まったのでした。
コンマリ流片づけ法の最大の特徴は、「捨てる」基準を「必要か、必要でないか」ではなく「ときめくか、ときめかないか」という基準にしている点。
これは、恐るべき効果で、妻が捨てるかどうかに迷った時に、「本当にときめくの?」と一声問いただせば、「うーーん、ときめかない!」といってゴミ袋にどんどん捨てられるのです。
でも、私が思うコンマリの本当の素晴らしさは、そこではありません。
最も優れている点は、コンマリ流で片づけをすれば、「自分にとって一番大切な『こと』は何かを再発見し、もしかしたら人生を再出発できるのではないか?」、と心の底から思わせてくれるところなのです。
そうでなければ、妻も私も、わざわざコンマリ流で片づけをすることはなかったでしょう。
単にものを捨てて、整然としまえばいいだけのことですから。
服を片づけて収納したらリバウンドしない理由がわかった。
コンマリ片づけ法は、片づける順番が決まってます。
ざっくり書くと
といったもの。
というわけで、我が家の洋服のすべてを「一か所」に集めて捨てるところから、片づけがはじまりました。
山積みにすると、こんなに服があったのかとびっくり。
自分はものが少ないと思っていたのですが、全くそんなこともなく、大きな山ができました。
ところで、コンマリは、「自分の片づけ法はリバウンドしないので、リピーター客は一人もいない」と豪語されています。
ほんとか?と疑っていたのですが、洋服の整理を終えた時には、その理由がよくわかりました。
その理由とは・・・
『コンマリの服のたたみ方が特殊すぎて、そのたたみ方でないと、服をしまうことができない』
ということでした。
コンマリ流の服のたたみ方は大まかに4ステップあります。
2.袖を内側にたたむ
3.半分に折る
4.さらに3つに折る
これが、慣れないと非常に面倒くさい。だけど、これじゃないとケースにしまえない。
渋々続けると、どんどん上手に早くなって、最終的には全く苦にならなくなりました。
私は「ものは少ないが、整理整頓ができない」タイプでした。
なので、衣装ケースはいつもグシャグシャで、奥の方から服を採ると、崩壊することが頻繁にありました。
それが、コンマリして4か月たっても、この通りきれいなまま!
子供のモノについてはコンマリ通用せず
コンマリいわく、片づけは、日々行うのではなく「祭りだ」ということで、一気に家の中片づけました。
我が家では、まとまった時間がなかなかとれなかったので、5回に分けて実施しました。
大人のモノに関しては、自分が何をどれだけ持っているのか把握できたので、モノがどんどん増えていくということはなさそうです。
リバウンドしないは嘘ではないと感じています。
しかし、子供のモノは成長に合わせて、頻繁に買ったり、もらったりして増え続けています。
リバウンドではないですが、子供のモノについては一定期間おいて「片づけ祭り」をする必要があると思います。
何が一番難しいって、成長にあわせて、使わないものは処分したいのですが、そのタイミングが難しい。よくわからない。
そもそも、自分のものではないので「ときめき」なんてないですし、今後も使うのか使わないのかも、よくわからない。
さらに、もう一人子供が欲しいので、長女にはもはや不要でも、次の子ができたらと思うと捨てられない!
片づけるためには、2人目をあきらめるか、2人目ができたら新しいものを買うのか、という選択になる。
コンマリさん、ぜひ、この悩みを解決する新しい本をお待ちしています!