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生後7か月の赤ちゃんの発達にあったおすすめのおもちゃを紹介します。
この時期の発達段階を理解したうえで、生後7か月でも楽しめるおもちゃを探してあげましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんでも遊べるおもちゃとは?
まずは、生後7か月の赤ちゃんの体と心の発達状況を理解しましょう。
赤ちゃんの月齢に合ったおもちゃを探すヒントになります。
1.ずり這いで元気に探索
生後7か月の赤ちゃんは、手足を上手に動かして「ずり這い」による移動が始まる時期です。
最初はずり這いをしていることに気が付きませんが、ママやパパがちょっと目を離したすきに部屋を移動して、面白そうなおもちゃやものを見て回ります。
バッグからごそごそ財布やポーチを取り出して探索する姿も見られるようになります。
そして、手先も器用になってきて、手に持ったおもちゃなどを反対の手に持ち帰ることもできるようになります。
これから下半身の動きが急速に発達するので、もう少し成長すれば、すぐにハイハイやつかまり立ちなどもできるようになります。
2.歯が生えてくる
生後7か月頃は歯が生えてくる時期でもあります。
歯茎を破って歯が出てくるので、口の中がムズムズして、色んなものを口に入れて噛むような仕草がみられます。
噛む動作は、顎や舌の発達を促し、さらに唾液の分泌を促して、離乳食の消化を助けてくれるので、汚いと言って取り上げてしまうのではなく、噛んでも問題がないおもちゃなどで思う存分に遊べるようにしてあげると喜ぶでしょう。
3.声に出して欲しいものを訴える
生後7か月は情緒の発達も目覚ましいものです。
まず、人見知りが始まっています。ママを始めとした特定の人への愛着が深まってきた証拠です。
さらに、欲しいものが目に入ると「あー、あー」と声に出してとってもらおうとします。
実際におもちゃなどをとってもらえると、嬉しそうに遊び始めます。
どういったおもちゃがお気に入りなのか分かるため、おもちゃを選ぶうえでとても参考になります。
生後7ヶ月のおすすめおもちゃ
生後7か月の赤ちゃんの発達段階で遊ぶことができるおもちゃは以下のものです。
ラトル(歯固め)、絵本、ぬいぐるみ(人形・パペット)、ボール、おきあがりこぼし、ベビージム、手遊びボックス、ルーピング、楽器玩具(シロフォン、ドラム)
中でも特に生後7か月頃におすすめのおもちゃを紹介します。
1.口に入れて遊ぶおもちゃ
歯が生え始めた生後7か月の赤ちゃんに必須のおもちゃは「歯固めラトル」です。
この時期の赤ちゃんは何でも口に入れてしまうため、危険性のない「歯固めラトル」をプレゼントして思う存分「カミカミ」してもらいましょう。
「歯固めラトル」を選ぶポイントとしては、できるだけ様々な形状や感触が楽しめるものが望ましいです。
「気持ちいい」「楽しい」と感じる形状や感触には赤ちゃんごとに個人差があり、気に入れば同じものをずっとカミ続けます。
歯固めラトルは安価なおもちゃなので、2~3個買ってお気に入りを見つけてもいいでしょう。
定番の「アンパンマン」の歯固めラトルです。
バナナやリンゴ、持ち手の部分も噛むことができます。
噛める箇所が6か所もあるので、どこかお気に入りの場所が見つかるでしょう。
振るとカラカラと音が鳴るのでラトルとしても遊べます。
こちらの商品はいろいろなタイプのラトルがセットになったお得なおもちゃです。
生後7か月頃はとにかく口に入れることが大好きなので、歯固めやラッパなど口に入れるおもちゃが数種類あったほうが気分に合わせて楽しんでくれることでしょう。
2.音の出る知育おもちゃ
生後7か月で一人座りができるようになる赤ちゃんもいます。
まだ、できない赤ちゃんも多いですが、そろそろ楽器のように音が出るおもちゃに触れてもよい時期です。
腹這いの姿勢でも楽しめるおもちゃの楽器としては「シロフォン」と「ドラム」がおすすめです。
シロフォンは優しい音色が楽しめる木琴が代表的で、バチを使って叩くので手先を動かすトレーニングになります。
またドラムは光と電子音が出るデジタルタイプがおすすめです。
軽く手で触れるだけで音を鳴らすことができるので簡単に楽しめるからです。
思いのまま力強くたたくことができるので夢中で遊んでくれます。
楽器メーカーのカワイが作った木琴です。
シロフォンの中には調律されていない、単に音を鳴らすだけのタイプもありますが、こちらの商品のように楽器メーカーが作ったシロホンだと正しい音階で遊べます。
生後7カ月でメロディを兼ね出ることは不可能ですが、3歳以降も楽器として使うことができるので、長く愛用することができるでしょう。
こちらは赤ちゃん用のドラムとして大人気の商品です。
手のひらでバンバンと叩いて鳴らすドラムだけでなく、シンバルやラッパ、マラカスなど様々な楽器で遊ぶことができます。
この商品に限りませんがデジタルドラムはモードを切り替えて様々な音色を楽しむことができるので、すぐに飽きることがありません。