「イヤイヤ期」に入った子供に困っているママ・パパはとても多いでしょう。
そこで今回は、cawaiku編集部のスタッフが実際に経験した子供の「イヤイヤ期」体験談をご紹介します。
【体験記】子供のイヤイヤがこんなにも大変だったとは
もうすぐ2歳になろうとしている我が娘は「イヤイヤ期」の真っ最中です。
1歳半頃から自我が強くなってきていて、現在、「イヤイヤ期」のピークを迎えつつあり、育児ではついついイライラしてしまいます。
実際に娘のどんな行動に困っていて、どのように対処しているのか我が家の実体験レポートします。
1.ご飯をぐちゃぐちゃにして食べる
娘の「イヤイヤ」で困り果てている第1位は、なんといっても食事です。
なかなか食べてくれない上に、食べ方もひどい!
実際に娘が食事中に行うイヤイヤは以下のようなものです。
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スプーンを投げる
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口にいれた牛乳をブーと吐き出す
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おかずの入っているお皿をひっくり返す
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ひっくり返したお皿をテーブルにバンバン叩きつける。
こんな壮絶な悲劇が毎日繰り返されるのです。
何を言ってもやめてくれないので困り果てているのですが、被害を最小限に抑えるために色々な対策をしています。
特に最近になって早め早めの対応が重要だということが分かってきました。
娘が食事中に暴れ出すのは後半からです。
自分のお気に入りのものだけ食べ終わると満足するのか、スプーンで食べ物をかき回し始めます。
もう、この時点で、食べ物を引き下げればいいのですが、娘は小食で、いくらなんでも引き下げるのは早いと、こちらも粘ります。
少しづつ食べてはいるのですが、だんだん行動がエスカレートしてきます。
スプーンを落とす、スプーンで髪の毛をさわる、と言った暴れる直前の兆候が現れたら、すぐに大好きなフルーツを上げます。
フルーツはきれいに食べている間に、手や口、テーブルをきれいにしておきます。
この暴れる前にある程度、片づけをしておくことがとても重要なのです。
フルーツが終わった後に、やっぱりご飯やおかずを食べたいと主張するので仕方なくあげるのですが、結局、集中して食べることはありません。
そして、いよいよ暴れ始めます。
しかし、事前にきれいに片づけしておいたので、娘の体や床に飛び散る食べ物は最小限度で済みますし、暴れ始めたらすぐにすべてを片付けることができるので大惨事にはならないのです。
もちろん、マナー違反の行動をとるたびに、注意はしますが、全く効果ありません。
なので、食べ物が入っている皿を投げるというような、イヤイヤの爆発が来る前に、このような早め早めの対策で手を打っています。
2.家事の邪魔をする
娘は、パパが食事を作っていると、キッチンの引出を開けて、モノをいじり、お母さんが洗濯物をとりこんでいると、畳んである服をぐっしゃぐっしゃにします。
おかげで通常の倍くらいの時間がかかったり、親のイライラもピークに達します。
子供としては、親にかまってほしい、遊んでほしいですよね。
わかってはいるのですが、やるべき家事はたくさんあって、そうも言ってられません。
そんな時の我が家ではこのような対処をしています。
実家に頼る
週に1度、夫婦で家の全面清掃を行っていますが、その時は、実家に預けます。
そもそも子供がいないことが一番はかどります。
娘に手伝ってもらう
2歳にならない娘に家事を手伝ってもらっても全く役に立ちません。
しかし、子供としては、大人がやっていることに強い興味があるようです。
なので、大人の周りでちょろちょろして、いたずらするのです。
それを逆手にとって、手伝ってもらっています。
たとえば料理であれば、おもちゃの包丁と、野菜の切れ端をわたして、「はい、これ切ってね」とお願いします。
すると喜んでやっています。
洗濯ものであれば、簡単なタオルをわたして、「これ、たたんで!」とお願いします。
喜んでたたみます。
こうすれば、娘はイヤイヤして収拾がつかなくなることはなく、気持ちが満たされます。
さらに「ありがとう!よくできたね!」って褒めてあげると、満足そうな笑顔を見せてくれます。
最後の手段はテレビ
赤ちゃんの頃は、テレビは禁止にしたい、あまり見せたくないと思ってました。
しかし、イヤイヤ期に突入した今ではもう無理です。
そしてテレビのパワーは凄まじいと実感しています。
言うことを聞いてくれず、イヤイヤの癇癪が起きていてもテレビが始まるとピタリと泣き止むのです。
3.歯磨きもイヤイヤ、着替えもイヤイヤ、寝るのもイヤイヤ
娘は、着替え、歯磨き、など毎日やらないといけない日常のルーチンでは必ずと言っていいほど「イヤイヤ」してきます。
これも本当に困っていて、これといった解決法は見出せません。
我が家の対処法を強いてあげれば2つあります。
自分でやらせてみる
自我が芽生え始めているので、イヤイヤという態度には、「自分でやらせて」という気持ちも強くあります。
なので、大人が無理にやるのではなく、まずは子供にやらせて、必要なところだけ大人が手伝うというようにします。
たとえば着替えでは、自分でボタンをしめようとします。
でも2歳前の子供には絶対無理なので、ボタンを引っ張り出す最後のいいところを子供にやらせてあげると満足します。
とにかく素早く大人がやってしまう
子供の主体性を大切にしたいといっても、時間は有限ですから、いつもいつも子供の言う通りにはできません。
なので、子供には申し訳ないのですが、力づくでさっさと大人がやってしまうようにしています。
例えば、歯磨きは夫婦2人で子供の手足を押さえつけて仕上げ磨きしたり、お手洗いは大人のひざの上に子供を乗せて、無理やり手を洗ったり、ねんねは歩き回って遊べないように抱っこひもで抱っこしていまいます。
子供のイヤイヤにお付き合いして時間をかけてしまうと、結局、親のほうがイライラを爆発させてしまうので、多少強引でもさっさとやるほうが、親にとっても子供にとっても気が楽なのではないかと思っています。