2歳の子供の付き添い入院をしたら、こうなった。

2歳児とそのパパが1泊2日の検査入院をした際の体験記です。

子供の入院に付き添った時に起きた想わぬ失敗談や反省点を書いています。

2歳の子供が入院!~付き添い体験記~

3-kids1
生まれた時から、とある病気の疑いで大学病院にお世話になっている我が家の2歳児。

より詳しい検査をするために、1泊2日の検査入院をすることになりました。

ママが妊娠中だったため、付き添いはパパが頑張ることになりました。

1.予約しているのに入院できない?

入院予約の説明で、看護師さんに何度も念押しされたことがあります。

それは「入院1週間前から、周囲で感染症にかかっている人がいないか注意すること。本人が風邪を引いてるのはもちろんダメだけど、保育園でインフルエンザが出た等でも入院できなくなる」ということでした。

ちょうどインフルエンザもノロウイルスも大流行していた冬の時期だったので、入院する前からハラハラするはめに・・・。

いざとなったら、「仕事も保育園もお休みして家に籠って感染を防ごう!」と覚悟を決めていましたが、なんとか無事に入院日を迎えることはできました。

2.いつまでたっても呼ばれない!?

入院当日の朝。

入院受付はいつもの診察している時間よりも遅めだったので、ゆっくり病院へ到着して受付を済ませました。

しかし、いつまでたっても病棟へ案内されません。

不安になって確認すると…。

なんと、いつもの診察を終えないと病棟へ移動できないとのこと。

「診察もあるならそう言ってよー!それならいつも通り早めに来たよー!」と内心で叫びましたが、あとの祭り。

大荷物を持ったまま、大混雑の待合室で3時間弱待つ羽目になりました…。

昼も過ぎてやっと病棟へ移動した頃には、親も子もクタクタです。

コンビニで昼食を調達して、病棟のラウンジで食べました。

幸いにもこの大学病院には2つもコンビニがあり、食事に困ることはないはずでした。

(ところが、別の理由で困ることになるのですが、それは後ほど。)

検査は明日早朝からなので、今日はもう何もやることがありません。

この病院には長期入院をしている子供たちも多く、プレイルームにはたくさんのおもちゃがありました。

うちの子は大喜びです。

思った以上に元気でいつも通りの姿にちょっと拍子抜けしつつ、仕事が終わって病院に来たパパにバトンタッチしてママは帰宅しました。

3.付き添いパパ、ごはんが食べられない

2日目の朝。

パパから「失敗した」と、LINEが入ります。

何を失敗したかというと…自分の朝食の確保です。

この日行われる検査は、一定時間ごとに投薬・採血を繰り返して血液の数値の変動を調べるというもの。

そして、その間は飲食ができません。

飲食ができない2歳児の前で、ご飯を食べるのはあまりに酷というもの。

つまりご飯を食べるのなら、子供が寝ている朝だったのですが、なんとコンビニがまだ開いていなかったのです。

よく考えたら当然ですが、病院のコンビニは夜間営業していません。

昨日ママが帰る前に、翌朝のご飯を買って来ておくのが正解だったのですが、誰もそこまで頭が回っていませんでした。

4.なぜ、おもちゃを持ってこなかった?

午前中に急いで病院に行き、パパと交代するつもりだったのですが、ここでまたパパからLINEが入りました。

「朝ごはんが食べられなくて、へこんでいる」

「プレイルームに行けないし、点滴もしてるし、ものすごく元気がない」

「離れると不安がるのでトイレも行けない」

ただでさえ荷物が多いし、1泊2日の話だし、プレイルームもあるし…と、おもちゃを何も持って行かなかったのが大誤算でした。

急遽予定を変更して、絵本や塗り絵などを購入して病院へ向かいます。

病室へ着くと、我が子は可哀相なくらいしょんぼりしていました…。

結局ずっとママ抱っこのまま、その後の検査を乗り切ったのでした。

5.もっと説明してよ

お昼を過ぎて、やっと点滴が外れ、飲水許可がおりました!

そこへバタバタと主治医の先生がやって来て、検査結果を説明してくれました。

しかし、検査結果の説明があまりに簡単すぎるというか、説明不足過ぎて、わからないことだらけです。

先生からは、もう帰っていいよと言われたものの困ってしまいました。

そこで、看護師さんに相談してみたところ、検査を担当した先生に改めて詳しい結果を聞かせてもらえました。

結局、病院を出たのは夕方近くとなりましたが、一安心で帰宅することができました。

1泊2日の検査入院で得た教訓

短い期間の入院ではありましたが、今回の経験から得た教訓をまとめました。

1.不安なことは自分からすぐ確認

医師も看護師も事務スタッフも、皆さんとても多忙です。

だからこそ、わからないことは「自分から」確認を取りましょう。

あれ?おかしいぞ?と思ったら「すぐに」確認を取りましょう。

誰かが説明してくれると思っていると、いつまでもそのままだったりします。

2.付き添い人は自分の心配もしよう(特にトイレとご飯)

思った以上に、付き添いは過酷です。

たった1泊2日でこれなので、長期入院しているご家族の苦労は計り知れません。

せめて、ご飯をしっかり確保して、トイレに行く猶予も確保しておきましょう。

ご飯については売店の営業時間を調べておくことは必須です。

トイレは子供が寝ていたり、気分が安定している時には、とりあえず用を足しておくと安心です。

3.子供の入院におもちゃは絶対必要

「おもちゃは荷物が増えるからいいや」などと言わず、絶対に持って行きましょう!

いつもと違う環境で、子供は不安でいっぱいです。

少しでもその不安を軽減してくれるのは、付き添いのパパとママ、そしておもちゃです

スポンサーリンク
アドセンス
アドセンス

このコラムを「ツイート」「シェア」する