目次
鳥取県にある鳥取県立中央病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊婦健診では、担当のお医者様より、助産師さんに長い時間診てもらっていました。
診察前の問診や簡単な健康チェック、赤ちゃんの心音検査などです。
助産師さん達は人柄の良い方達ばかりで、出産に関する相談事はもちろんのこと、たわいもない話をしてリラックスできたのは嬉しかったです。
医学的なチェックはもちろんですが、母親の不安を解消して精神状態を安定させることは、それと同じくらい大切なことだと感じました。
2.お産の体験
一人目が帝王切開での出産だったため、今回の出産は最初から予定帝王切開と決まっていました。
臨月に入ってから、赤ちゃんの大きさや母体の体調を見ながら、先生が手術日を決めてくださいました。
手術前日に入院し、手術前に必要な検査を受けて、その日は普通に過ごしました。
手術当日は、午後の手術時刻までは絶食でしたが、簡単な検査や点滴以外は普通に過ごしました。
手術時刻になり、手術着に着替えて手術室まで自分で歩いて移動しました。
そのまま手術台に自分で上がり寝転びました。
それからは、両手にそれぞれ点滴や血圧計、血中酸素を図る機械等がつけられました。
麻酔科の先生が来られて麻酔を打たれました。
実は手術そのものよりも、この麻酔の方が断然に痛かったです。これは第一子の時も同じでした。
麻酔が効いているのを確認して手術が始まりましたが、部分麻酔のため出産中は全て意識がありました。
第一子の出産の影響で、一部臓器の癒着があり、赤ちゃんを取り出すまで30分ほどかかりました。開腹してから縫合までは1時間はかかったと思います。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
帝王切開ながらも無事に産まれてきたことに、ただただ嬉しかったです。
4.入院中の体験
総合病院での帝王切開での出産で、手術当日は個室に入れたのですが、ハイリスク妊婦さんのためにベッドを空ける必要もあり、すぐに大部屋へと移動することになりました。
術後の傷跡もまだ痛み、お互いの赤ちゃんの泣き声も気になるかなと心配しましたが、自分のことで皆が精一杯で案外気にもならなかったのが印象に残っています。
大部屋に抵抗のある人もいるかと思いますが、実際には赤ちゃんのお世話で周りのことは気にならないので、意外と大丈夫かもしれません。
5.鳥取県立中央病院で産んで「よかったな!」と思う体験
設備も最先端のものが揃っており、先生のスキルや助産師さんの意識も高かったことが良かったです。
他科との連携もあるので、他の症状が出てもすぐに受診でき安心でした。
ハード面だけでなく、ソフト面の充実も良かったです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
個人の産院と違って総合病院ですので、ホテルのような豪華な個室で有名ホテルのシェフによる豪華料理のような病院食ではありませんでしたが、あくまでも出産の安全性を第一に考えた選択でしたので、そこまで残念には思っていません。
鳥取県立中央病院について
2018年2月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
以下の理由でこちらの病院を選びました。
・一人目の出産が帝王切開だったことから、二人目も予定帝王切開となり、総合病院での出産に限られたからです。
・実家のある鳥取市にある病院の中でも、一番設備が整っていたからです。
・妊娠期間中に通院していた病院と提携しており、そこからの紹介でもあったからです。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
妊婦健診は基本的には予約制でしたので、予定時間を大きく過ぎて待つことはありませんでした。
先生が、緊急の対応をされている時だけ待つことはありましたが、それはほとんどありませんでした。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は一回につき約5,000円でした。
入院、分娩費用は帝王切開のため保険適用となり、約20万円でした。
4.主治医の先生はどんな人?
主治医は女性の先生でした。
出産二ヶ月前の転院からお世話になりましたが、前の病院からの引き継ぎがスムーズになされており、また先生自身も穏やかで丁寧な方でしたので、心配なことや疑問点はその都度相談できました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
こちらが不安を感じないように、優しくて温かく接してくださいました。
医療従事者としてのスキルも素晴らしく、心から信頼できる方でした。
気兼ねなく何でも話せながらも、医療従事者と患者との距離感をきちんと保たれていたのが好印象でした。
6.入院中の食事はどうだった?
総合病院でしたので、個人の産院のようではありませんが、毎食、食材もレシピも工夫されており大満足でした。
特に産後のお母さんには有難いヘルシーでお腹いっぱいになるメニューは嬉しかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
沐浴の仕方が第一子の時と変わっていることを教わりました。育児の仕方はほんの数年で進歩するようでした。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
第二子でしたので、特に困ったことはありませんでしたが、産後一ヶ月の検診の際に、母乳マッサージをしてもらいました。
11.新生児健診のタイミング
退院してから10日後と、1ヶ月後です。