目次
福岡県にある福岡大学病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠後しばらくは近所にある産婦人科を受診していました。
しかし、23週の妊婦健診で内診を受けたとき、先生の顔が急に青ざめ、「これはまずい…。子宮頸管が1センチになってしまっていて、今すぐに破水、出産となってしまうかもしれない。うちでは対応できないので、設備の整った病院に転院してください。」と言われてしまいました。
それまではまあまあ順調に進んでいっていたのに、こんなことになってしまってとても驚き、ショックを受けました。
健診が終わったら、おいしいケーキを買って食べようと思っていたのに、この日は帰宅することなくそのまま福岡大学病院に救急車で運ばれました。
そして3週間入院することとなり、退院後も自宅安静だったので、しばらくの間はケーキを買いに行くことができませんでした。
2.お産の体験
36週の妊婦検診で、シロッカー手術の抜糸をすることになっていました。
抜糸後はすぐに帰宅できると思っていたのですが、出血が多く、また前回の出産が初産でも4時間と早かったことで、墜落産の危険があると言われて、そのまま入院し、37週になったら誘発分娩することになりました。
入院中は院内のコンビニなら外出しても良いと言われたので、1日1回お菓子を買いに行っていました。これが入院中の良い気分転換になりました。
37週の朝食後、30分ごとに誘発剤の量を増やしていったのですが、なかなか陣痛にはつながらず、主治医や助産師さんから「今日は産まれないかもね」なんて言われましたが、昼食後急に破水し、40分ほどで産まれてきました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
お腹に詰まっていたものが出て、「スッキリ!」した感覚でした。
元気に泣いてくれて安心したことを覚えています。
4.入院中の体験
とにかく大きな声でよく泣く子でした。
顔を真っ赤にして、息をするのも忘れるくらいだったようで、足に呼吸のモニターをつけられているのを見て、何事かと驚きました。
助産師さんも「こんなに泣いて、私嫌われているのかなぁ…」と言うほどでした。
おっぱいがパンパンに張ってしまい、痛くて痛くて仕方がないし、子どもも飲みにくいようでギャーギャー泣き止まなかったけれど、初めてこんなに巨乳になれたと実は嬉しかったりもしていました。
5.福岡大学病院で産んで「よかったな!」と思う体験
看護師さんや助産師さんは若くて明るい人が多く、忙しく働いているのに、とても親身になって接してくれました。
入院して不安になっているときも、世間話をしたり冗談を言い合ったりすることで気持ちが落ち着き、出産まで乗り越えられたのだと思います。
6.通院・入院中の「残念」な体験
シロッカー手術を受けたのですが、内部で炎症が起きてしまっていました。そのために抜糸する時の出血が多量になり、また糸が半分以上腟内に残ったままの状態で出産することになってしまいました。
場合によっては分娩中、母子ともに危険な状態になる可能性もあると言われ、不安で仕方なかったです。
福岡大学病院について
2018年10月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
救急車で運ばれたのが福岡大学病院でした。
でも、私には持病があるため、大学病院ならいざというときに他科にもすぐ受診することができると思ったので安心感がありました。
また、NICUなどの設備があり、地域の中でも高度な医療を受けることができて評判も良かったので、福岡大学病院で良かったなと思っています。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
早ければ予約時間通りに呼ばれましたが、先生が分娩などで対応しているときは30分から1時間くらい待つこともありました。
3.費用はどれくらい?
妊婦検診は1回につき平均2000円くらいでした。
入院、分娩費用は36週から入院し、誘発分娩だったので、38万円くらいでした。
4.主治医の先生はどんな人?
大学病院なので、何人も先生がいました。
私の主治医は中でも若く、穏やかな物腰の柔らかい、優しい先生でした。
私の不安や悩みに気をかけながら対応してくれるので、わからないことやネガティブなことも聞きやすかったです。
時間をかけて私や夫の話を聞いてくれるし、説明も分かりやすく丁寧にしてくれるので、安心感がありました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
シロッカー手術の糸が腟内に残っている状態での分娩は症例が少なく、状態によっては緊急帝王切開や、全身麻酔になると言われてとても不安な中での分娩でしたが、助産師さんは明るく、時々冗談を交えながらもテキパキと対応してくれる人だったので、この人となら安心して出産に挑める!と思えて心強かったです。
6.入院中の食事はどうだった?
1人目を出産した個人病院と比べると、これぞまさに病院食!という感じがしました。味は美味しかったです。
病院なので当然ではあるのですが、全体的に柔らかいものが多かったので、もう少し歯応えのあるものを食べたいなと思うときもありました。
別料金(個室の場合は別料金なし)を払えばワンランク上の、こだわり料理を食べることもできました。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
男の子はおちんちんの周辺にうんちがかくれんぼしていることがよくあるので、よく確認して拭いてあげてくださいと言われました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
乳腺炎になりやすいので、外来受診時に何に気を付ければ良いのか聞きました。
入院中の様子やおっぱいの状態から、自分に合ったアドバイスをしてもらうことができて安心しました。
11.新生児健診のタイミング
退院後1週間と生後1か月