赤ちゃんのいる家庭で必要な災害用の備蓄品リストを掲載しています。
防災グッズを揃える際に参考にしてください。
防災グッズは「避難リュック」と「日常備蓄」で管理する
防災グッズは、「避難リュック(非常用持ち出し袋)」に入れて避難先に持っていくものと、自宅に置いておいて必要に応じてとりに行く「日常備蓄」に分けて用意をします。
避難リュックには避難先で使う日用品と3日分食料を入れておきます。
日常備蓄としては、主に4日分食糧を自宅に用意しておきます。
避難リュックの食品がなくなり、さらに避難先での供給物資が十分でない場合に、自宅に取りに戻って使うようにします。
赤ちゃん用の日常備蓄は、大人よりも少し多めに1週間分を準備しておきましょう。
日常備蓄は、日頃から使うものであるため、古いものから消費をして、備蓄量が不足しそうになったら買い足していきましょう。
防災グッズは定期的に点検し、使用期限が切れていないか、しっかりと確認しましょう。
https://cawaiku.com/child/0-old/disaster-prevention-4162
避難リュックに入れておく防災グッズ
1.赤ちゃん用品
赤ちゃんのお世話で日常的に使うものなので、いつもひとまとめにして、災害時にさっと非常用袋に入れられるようにしておきましょう。
完全母乳で育児をしていても、震災によるストレスなどで母乳の分泌に影響がでることもあります。
そのため粉ミルクか液体ミルクは必ず用意しておきましょう。
粉ミルクの場合に調乳にも利用できる赤ちゃん専用の水を用意しておきましょう。
ミネラルウォーターでは調乳できません。
また、消毒にはミルトンなどの洗浄剤を使えば、漬け置きするだけでよいので便利です。
2.大人用品
食料品
水と食べ物はもちろんですが、それらを摂取するための紙製食器も必要です。
サランラップを紙皿に覆って使うことで、水で洗うことなく何度も使用することができます。
また、コンロもお湯を沸かすために必要です。特に粉ミルクの調乳では必須となります。
衛生用品
避難所では仮設トイレやマンホールトイレが設置されますが、設置されるまでの間は、非常用簡易トイレを使用しましょう。
その他の便利用品
ラジオは情報収集用に、スマホは連絡用に使いましょう。
充電パックがあっても情報収集などでスマホを使いすぎるとすぐにバッテリー切れになります。
また、冬場の震災では、防寒がとても重要になります。
カイロ、アルミブランケット、レインコートは保温効果がありので必ず準備しましょう。
医薬品(救急箱)
軽い怪我であれば、しっかりと処置できるように救急箱を作っておきましょう。
夏は「蚊」が大敵になりますので、虫よけやかゆみ止めも準備が必要です。
貴重品など
日常的によく使うこれらの貴重品は、いつも同じ場所にしまっておき、いざと言う時にすぐにひとまとめにできるようにしておきましょう。
日常備蓄しておく防災グッズ
量が多いため非常用袋には入れられませんが、自宅に備蓄をしておき、必要に応じて震災後に使用できるように準備しておきましょう。
1.食料品
大人1人が4日間を目安に消費する量を想定しています。
2.赤ちゃん用品
約1週間を目安に消費するの量を想定しています。
3.日用品
震災後の供給不足に備えて1か月分程度の量を想定しています。
<参考出典>
東京都防災ホームページ