１歳の誕生日（初誕生）にもてなす料理の基本とおすすめレシピ

初誕生祝いでの来客向けの料理と赤ちゃん向けの料理を紹介します。

伝統的な基本メニューはもちろん、みんなが喜ぶおすすめレシピも紹介します。

初誕生のおもてなし料理とは？

１．基本のおもてなし料理

１歳の誕生日は、単なる「誕生日」ではなく「初誕生」という日本の伝統的な通過儀礼です。

毎年、生まれた日にお祝いする「誕生日」は西洋文化に由来するもので、日本ではお正月になると年齢が増える「数え年」の慣習がありました。

しかし、１歳の誕生日だけは特別に「初誕生」と呼んでお祝いをしていたのです。

そのため、初誕生では「祝い膳」と呼ばれる一汁三菜のお祝い料理で来客をもてなすのが本来の基本となります。

「一汁三菜」とは、吸い物、鯛などの魚の焼き物、鶏肉と野菜を使った煮物、紅白膾（なます）などの酢の物（または香の物）から構成されるいわゆる会席料理です。

これを漆塗りの器に盛って、高足のお膳に乗せて、お客様の前に出します。

テーブルで食事をする場合には、高足のお膳の代わりに、お盆に乗せます。

２．お誕生日料理でOK！

しかし現在、初誕生の日に祝い膳でおもてなしをする家庭はとても少ないのではないでしょう。

０歳から１歳になるまでは、お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句とありますが、いずれも「一汁三菜」の祝い膳でのおもてなしが基本です。

誕生日も祝い膳では、さすがに飽きてしまいますよね？

しきたりにこだわらない土地や家柄であれば、祝い膳ではなく、その家庭ごとのお誕生日料理にしても構わないでしょう。

宅配のお寿司やピザ、エビフライや唐揚げなどの揚げ物など、とにかく初誕生の出席者が喜ぶ料理でおもてなしましょう。

形式よりも食べたいものを優先して、楽しい初誕生祝いにしてください。

３．人気のおもてなし料理一覧

誕生日などのお祝いの時に来客をもてなす料理を一覧で紹介します。

料理メニューの参考にしてください。

赤ちゃんの料理はどうする？

１．初誕生の赤ちゃん向け料理の基本

初誕生で赤ちゃんが食べる料理についても、基本は一汁三菜の「祝い膳」です。

１歳はちょうど離乳食の完了期（パクパク期）に入ります。

魚や煮物などの和食は、離乳食完了期の赤ちゃんにもピッタリの食事です。

来客用に用意する祝い膳を赤ちゃんに取り分けするだけで、大人用と子供用で別々に料理を作る必要もないので準備も簡単です。

２．食べ慣れた料理を

初誕生日なので腕によりをかけて赤ちゃんの料理を作ろうと思っていませんか？

出されたものは何でも食べる赤ちゃんならそれでも構いません。

しかし、この時期の赤ちゃんは食べ残しや好き嫌いのあることが普通なので、「いつもと違う」料理を作っても食べてくれない可能性が高いでしょう。

むしろ、いつも食べている料理を作り、初誕生らしい盛り付けにすることをおすすめします。

例えば、茹でた人参を型抜きで星形やハート型にしてあげる、ノリを型抜きしてご飯に飾る、少しおしゃれなワンプレートの食器に盛り付けをする、など見た目を変えるだけで、いつもの離乳食がお祝い料理に見えてきます。

３．お祝い離乳食レシピ

初誕生のお祝いに食べる離乳食としておすすめの料理を紹介します。

オムライス

お子様ランチ

フルーツの盛り合わせ