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10月のハロウィーン・シーズンには、自宅でのパーティや、保育園・幼稚園での仮装行列を予定している人も多いのではないでしょうか?
そこでハロウィン・イベントで大いに盛り上がるように、子供はもちろん大人も楽しいハロウィン音楽やおすすめCDを紹介します。
ハロウィンの音楽とは?
1.そもそもハロウィン向けの音楽は少ない
1つ質問です。
「ハロウィンをテーマにした音楽で、歌うことができる曲はありますか?」
こう聞かれて困ってしまうママ・パパはとても多いのではないのでしょうか。
ハロウィンはアイルランドやイギリスに住んでいるケルト人のお祭りが元になっていて2000年以上の歴史があります。
しかし、私たちが知っているようなイベントになったのは、アメリカに伝播した以降のことで、わずか100年程度の歴史しかありません。
さらに、日本で本格的にハロウィン・イベントが開催されるようになったのは21世紀になってからです。
日本ではクリスマスと比べはるかに歴史が浅いため、誰もが知っているハロウィーン・ソングは存在していないのが実情です。
2.お化けの曲はハロウィン・ソング
では、どんな曲をイベントやパーティで流すとハロウィンらしいのでしょうか?
第一には「お化け」をテーマにした曲がふさわしいと言えます。
ハロウィンの起源となったお祭りは「秋の収穫祭」という位置づけだったのですが、もう一つの意味合いがありました。
それは、10月31日は秋から冬へと季節がかわる1日であり、亡くなった人の魂が「あの世」に旅立つ日であると考えられていたのです。
ハロウィンがお化けのような怖い存在をモチーフにしながらも、どこか明るく楽しい雰囲気があるのは、「収穫祭」と「死者の旅立ち」という2面性があるためです。
そこで、ハロウィンで聞くべき曲とは「お化け」がテーマであり、さらに、怖さの中にも面白い雰囲気がある音楽がふさわしいと言えるのです。
たとえば、「お母さんといっしょ」で歌われる「おばけなんてないさ」は、まさにハロウィンにぴったりで、誰もが歌える曲として喜ばれるでしょう。
他にも子供を中心に歌えそうなお化けソングといえば、妖怪ウォッチの「ようかい体操第一」、ゲゲゲの鬼太郎の主題歌、となりのトトロのエンディングテーマ、オバケのQ太郎などのアニメソングがあります。
こうしたお化けの曲を集めてハロウィン・イベントで流すと子供たちは大喜びするでしょう。
3.日本ではディズニーソングが定番
さて、日本でこれだけハロウィンが広まった要因は、ディズニーランドの「ディズニー・ハロウィーン」という期間限定イベントによる影響が非常に大きいと言えます。
ハロウィン時期に限ってディズニーランド内での仮装を認めたことで、いわゆるコスプレイヤーだけでなく、一般の人もハロウィンでの仮装を楽しむようになったのです。
そのため地域や学校のハロウィンイベントでもディズニーの音楽CDを流すことはよくあります。
「ディズニー・ハロウィーン」のパレード曲を収録したCDも毎年発売され、とても人気があります。
おすすめハロウィン音楽CD【6選】
1.【キングレコード】ハロウィン・パーティー FOR KIDS
ハロウィンと言えば、お化けや魔女(魔法使い)の世界観ですが、このCDは映画「ハリー・ポッター」のテーマ曲・挿入曲を中心に構成されています。
さらに、「おばけなんてないさ」「ようかい体操第一」「ゲゲゲの鬼太郎」などの子供の定番ソングも入っているので、子供達みんなで歌って盛り上がることができます。
2.【コロンビア】ハロウィーンキッズソング
このCDは「イッツ・ア・スモール・ワールド」、「レット・イット・ゴー」などのディズニーの人気ソングを中心に構成されています。
マイケルジャクソンの「スリラー」や、パイレーツ・オブ・カリビアンのメインテーマも収録されていて、子供だけでなく大人もワクワクするCDです。
3.【ディズニー・レコード】東京ディズニーランド ディズニー・ハロウィーン
毎年、秋に東京ディズニーランドで開催される大人気イベント「ディズニー・ハロウィーン」のパレード曲が収録されています。
ディズニー・ハロウィーンを実際に見て感動し、自宅でもディズニー気分でハロウィンパーティをしたいという家族におすすめです。
4.【V.A.】ハッピーハロウィン♪ベスト
ほんの少し怖いけど、それ以上に楽しくて盛り上がるハロウィンソングを集めたCDです。
純度100%のハロウィン・ソングが24曲も収録しているので、1日中かけておいても飽きません!
明るい雰囲気になる楽しいサウンドがいっぱいなのでパーティで盛り上がりたい家族やグループにおすすめです。
5.ハロウィン パーティー クラシック
ハロウィンでも子供たちには本物の音楽を聴かせたいというパパ・ママにおすすめのCDです。
主に日本フィルハーモニー交響楽団が演奏しているのでクラシックとしてのクオリティは十分です。
曲は「仮面舞踏会」や「眠れる森の美女」などフィギュアスケートでも頻繁に使われる曲が多く収録されていて、クラシックに詳しくない人でも十分に楽しめます。
ハロウィンという切り口で選ばれたクラシック曲なので、「オペラ座の怪人」や「鐘」など本格的に怖い曲ばかりです。
子供たちを恐怖で驚かすにはもってこいのアルバムになっています。
6.【ディズニー・レコード】ナイトメアー・ビフォア・クリスマス オリジナル・サウンドトラック
ハロウィン映画の金字塔と言えば、ディズニー出身のティム・バートン監督が制作した「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」です。
「これぞハロウィンの世界!」と間違いなく言い切れるサウンドトラックです。
ただ、映画を見ていない子供にとっては馴染みがないためあまり喜ばないかもしれません。
一度、親子で一緒に映画を見ることをおすすめします。