赤ちゃん・子供が入院すると費用はいくらになるか?

赤ちゃんや子供が入院した場合どのくらいの費用がかかるのか解説します。

普段、風邪などで子供が病院を受診すると、治療代は、無料もしくは一定額の負担で済みます。

では、入院の場合はどうなるのかご存じでしょうか?

血液検査、レントゲン、諸々の検査代や手術費用はいくらかかり、さらに入院が長期になった場合、一体どれほどの金額になるのでしょうか?

子供の入院費用はいくら?

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1.入院費用の基本

入院費用を単純化すると次のようになります。

保険診療代+保険外負担

「保険診療代」とは、病気の治療に必要な検査や処置でかかった費用を指します。

そして、「保険外負担」とは、食事代をはじめとした病気の治療と直接関係の薄い費用のことです。

入院でかかる費用の大部分はこの保険診療代です。

しかし、子供が入院をした場合、保険診療代の自己負担額は、自治体によって上限が異なっています。

2.子供の入院の自己負担額は自治体の助成額で決まる

自治体ごとに保険診療代の自己負担上限額が異なっている理由は「乳幼児医療費助成制度(子ども医療費助成制度)」の内容が自治体によって違うからです。

「乳幼児医療費助成制度」って?

普段、子供が病院を受診した際の医療費は、無料もしくは数百円程度の負担で済んでいるはずです。

これは、保険診療で発生した医療費のうち、本来親が支払うべき自己負担分について全額または一部を自治体が負担してくれているからです。

本来の保険診療費の自己負担割合
小学校就学前の子供 : 2割
小学生以上の子供 : 3割
※残りの8割(7割)は保険組合が負担している

乳幼児医療費助成制度とは、この2割(3割)の自己負担部分について自治体が代わりに支払ってくれる制度です。

ただし、乳幼児医療費助成制度はあくまで自治体が独自に子育て世帯を支援する仕組みであるため、助成金額は自治体によってまちまちです。

例えば、財政が豊かな市町村であったり、子供向けの行政サービスが充実している市町村だと、対象となる子供の年齢も広く、窓口負担も限りなく無料に近づきます。

具体例をあげてみてみましょう

Aさんの場合

Aさんの市では「乳幼児医療費助成制度」により自己負担額が300円と定められています。

病院を受診した場合、1回の支払いは300円です。

2泊3日の入院をした場合は

300円×3日=900円

となります。

ここに保険外負担額を加えた額が、入院支払額となります。

Bさんの場合

Bさんの市では自己負担はなく、無料となっています。

病院を受診した場合、1回の支払いは0円です。

2泊3日の入院をした場合は、

0×3=0円

となります。

ここに保険外負担額を加えた額が、入院支払額となります。

自治体によっては入院費用の自己負担上限額を別途定めている自治体もあります。

いずれにしても、保険診療の自己負担額については、意外とシンプルに計算できます。

3.食事代は誰が支払う?

それでは、「保険外負担」についてはいくらになるのでしょうか?

保険外負担には以下などが該当します。

食事代、薬剤容器代、文書料、予防接種、セカンドオピニオン、個室を希望した場合の差額料金、先進医療、病衣レンタル代、オムツ代

ですが、保険外負担にあたる部分でも自治体によっては負担してくれる場合があります。
特に食事代については、自己負担になるか自治体が負担するか、対応がわかれるところのようです。

いったん自己負担で支払った後で申請すると食事代が戻ってくる、というようなパターンもあるようです。

まずは、お住まいの自治体の「乳幼児医療費助成制度」について調べてみましょう。

4.意外にかかる入院費以外のお金

入院費についてはおわかりいただけたでしょうか。

その上で心に留めておきたいのが、病院に支払う入院費以外にも多くのお金がかかるということです。

例えば次のような費用が発生します。

  • 交通費
  • 付き添う親の食事代
  • レンタルベッド代
  • 洗濯代
  • おもちゃ・絵本代
  • おやつ代
  • 外食代
  • 子供の入院の場合、多くの病院で付き添いをお願いされます。

    まず多くの場合、付き添いの大人には食事が出ません。

    そのため食事代がかかります。

    付き添い用ベッドのレンタル代も必要です。

    コインランドリーで洗濯をするなら洗濯代もかかります。

    子供が持ってきたおもちゃに飽きたら、病院の売店で新しい絵本を購入しなければいけないかもしれません。

    飲食に制限がなければ、ジュースを買ってご機嫌を直してもらうこともあるでしょう。

    また、病院が遠ければ、家族がお見舞いに行くにも交通費が必要です。

    毎日食事を作ってくれていたママが24時間付き添いとなれば、家に残っているパパや兄弟姉妹は、お惣菜やお弁当を買ったりしてなんとかしなければいけません。

    外食も増えるでしょう。

    小さい弟妹がいれば、保育園の時間外保育を利用したり、ファミリーサポートなどの利用も検討するかもしれません。

    ちょっと考えただけでも、これだけの出費があります。

    ひとつひとつは大した額ではなくても、長期入院ともなれば結構な額になることが想像できますね…。

    いかがでしたか?

    「乳幼児医療費助成制度」のおかげで、入院費自体は心配しなくても大丈夫そうですね。

    それ以外の出費についてしっかり備えて、子供の入院という試練を乗り越えましょう。

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