3人目の子供が「欲しい理由」・「悩む理由」

3人目の子供を作る時にどんな理由で「欲しい」と思うのか、または「悩む」のかという現代の出産事情を紹介します。

理想とする子供の人数は3人?

まずは、こちらのグラフを見てください。
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厚生労働白書(平成27年度)

理想の子供の数は「3人」だと答えている人は実に「4割」もいます。

しかし、夫婦が実際に予定している子供の数は、平均で約2人となっており、多くの家庭で3人目を作ることを諦めているのです。

3人目の子供が欲しい5つの理由

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では、まず3人目の子供が欲しいと思う理由や3人目を作るメリットについて紹介したいと思います。

1.男の子または女の子が欲しい

子供は2人までと思っていた夫婦が、3人目の出産に踏み切る理由の1つです。

男の子が欲しかったのに、1人目・2人目が女の子だった。

反対に、女の子が欲しかったのに男の子が続いてしまった。

まさに「意地」の3人目です。

必ず希望の性別になるとは限りませんが、「どうしても諦めきれない」という気持ちは十分に理解できます。

2.親自身が3人以上の兄弟の中で育った

親自身が3人兄弟姉妹の環境で育っていると、なんとなくそれが当たり前のように思えるため、3人目を希望する場合があります。

特に兄弟仲が良く、日頃から助け合っているような関係であれば、自然と子供も3人兄弟の方が楽しいだろうと思えてきます。

3.子供が可愛いから何人でも欲しい

1人目、2人目と育ててきて、大変な思いもたくさんしますが、やっぱり子供が可愛い、子供がいると楽しいと実感し、もう1人欲しくなる夫婦もいます。

また、とにかく子供が大好きで、お金さえあれば何人でも欲しいという人も一定数いるでしょう。

4.3人いれば社会ができる

「三人寄れば文殊の知恵」「3人いれば派閥ができる」などという言葉がありますが、子供への教育的な観点から3人いる方が理想と考えている人もいます。

2人兄弟だと単純な力関係で物事が決まってしまうことが多々ありますが、3人いると話し合いや駆け引きなど、より高度なコミュニケーションが必要になります。

学校などの集団生活でもこれらの経験はできますが、家の中でも多様な意見が生まれ、社会に近い生活を営むことにより教育的な効果を期待することができます。

5.3人いれば老後の面倒を見てくれそう

1~2人の子供達で年老いた両親の世話をするのは大きな負担になりますが、3人以上いれば協力・分担して面倒を見てくれるかもしれないという願望から3人目を作るほうがメリットがあるという考え方です。

昔は、子供を働き手として捉え「家計」を支える担い手としてたくさん作ることもありました。

都市化した現代では子供がどこに住むのか、どんな仕事に就くのかを予測することは不可能であるため、「子供が親の面倒を見るだろう」と確信をもてる夫婦はごく一部だと思われます。

3人目の子供を悩む6つの理由

3人目の子供をもうけることに躊躇をする理由については、まず、こちらのグラフ見てください。

緑色のグラフが「3人の子供が理想だけど、実際は2人までしか作らない夫婦」の回答です。
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厚生労働白書(平成27年度)

このグラフから読み取れる3人目を作らない理由はこちらです。

1.経済的に不安がある

子供1人を大学まで行かせると最低でも1000万円以上かかります。

子供が3人できれば3000円以上もの教育資金が必要なわけですから、悩むのも当然です。

さらに、食費や光熱費などの負担も増しますので、経済的な余裕が必要と考えるのは無理もありません。

2.高齢出産になる

女性の平均初婚年齢は29.4歳(平成27年・人口動態統計)で、ほぼ「30歳」で結婚しているということになります。

そのため3人目を作る時には40歳前後になっている母親も多く、体力や先天異常などを心配して、出産に踏み切れない状況があると考えられます。

育児は体力勝負ですから、年齢的に3人の子供を相手にすることは大変だと感じる母親も多いでしょう。

3.家事・育児がたいへん

子供が増えると買い物や掃除の頻度、洗濯の量が確実に増えます。

3人も子供がいたら1日中、家事と育児に追われて休む暇もありません。

夫が協力的であれば良いですが、実際には育休が取れるわけでもなく、家事も育児も母親中心のケースが多いため、子供が増えた場合の負担は母親に向かってくることがほとんどです。

なお、若い夫婦であれば、上2人の子供達が6歳くらいまでに成長し、自分のことは自分でできるようになった時に、3人目を作ることで負担を和らげるという方法が考えられます。

4.仕事に復帰したい

子供を続けて2人産んだことで仕事から何年も遠ざかっているという母親は多くいます。

子供の養育費を稼ぐことや、自らのキャリアアップのために仕事を復帰したという気持ちが強くなってくる時期でもあります。

出産と仕事を天秤にかけるような閉塞的な日本の社会環境が一刻も早く改善されることを願いたいです。

5.不妊治療がつらい

晩婚化の影響で不妊に悩む夫婦も増えています。

不妊治療で精神的・肉体的な苦痛を受けることも多く、2人を出産したところで限界だと感じる夫婦も少なからずいることでしょう。

6.家が狭い

3人目ならではの悩みと言える住居問題です。

日本の住宅は「狭くて高い」という致命的な問題により3人目の出産を躊躇してしまう現実があります。

3人目を作るなら最低でも4LDKの広さは欲しい所です。

しかし、それなりの予算が必要になるため、住み替えができずに3人目を諦めてしまうのです。

ところで、知人に夫婦と4人兄弟(男3人・女1人)、祖父母の8人で暮らしている方がいます。

子供部屋は2つしかなかっため、1つは女の子が使い、もうひとつは年下の兄弟2人が使うことになったため、長男は自分の部屋を与えられなかったそうです。

そのため、リビングや親の寝室、祖父母の部屋など毎日、違う部屋で寝ているそうです。

まるで遊牧民ですが、意外と本人は「しょうがないよね」と泰然としているそうです。

子供はいつか家を出ていくものなので、経済的に無理をして広い家に住むよりも、子供を信頼して、狭くても楽しい我が家を作っていくことはできるのではないでしょうか。

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