クリスマスプレゼントはいつ渡すべきか?

子供たちが寝静まったあとこっそりと枕元にプレゼントを置く。

パパ・ママにとって最も重要な仕事の1つです。

ところでクリスマスプレゼントを渡すのはいつが正式なのでしょうか?

プレゼントを渡すタイミングに正式な決まりはない

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クリスマスには「プレゼント」がつきものだと思っているかもしれませんが、必ずしも全てのキリスト教徒が当たり前のようにプレゼントをしているわけではありません。

クリスマスのお祝いの方法は、国や教派によって千差万別です。

たとえばオランダでは、クリスマスではなくサンタクロース(聖ニコラウス)の命日の前日12月5日に子供達はサンタからお菓子をもらっています。

ドイツでは聖ニコラウスの命日である12月6日にお菓子をもらいます。

さらにロシアなど一部の東方教会系の国々でのクリスマスは12月25日でなく1月7日です。

そして、クリスマスプレゼントの習慣はなく、代わりに新年のプレゼントとして1月1日にプレゼントをもらうのです。

「新約聖書」にプレゼントを渡す日が書いてあるわけではなく、キリスト教の教義としてクリスマスプレゼントを渡すべき「正式」な日が定められているわけではないのです。

あくまでも、国や地域の文化によってプレゼントを渡す日が慣習としてあるだけなのです。

子供にクリスマスプレゼントを渡す日

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カトリック教会において、クリスマスは12月24日の日没から12月25日の日没までとされています。

アメリカやイギリスなどのプロテスタント系の国やフランスやイタリアなどのカトリック系の国では、12月24日の夜、もしくは25日にキリストの誕生を祝うホームパーティが行われます。

日本のお正月のように、家族・親戚が集まってクリスマスならではの食事を一緒に食べるのですが、その際にプレゼント交換をします。

親戚全員のためにプレゼントを用意する必要があるため、決して高価な商品ではなく、手頃な雑貨などを買って渡すようです。

また、子供たちがクリスマスにサンタクロースからのプレゼントをもらうという習慣はイギリスやアメリカ、フランスなどの家庭に見られる光景です。

24日のクリスマス・イブに子供たちはベッドに靴下をぶら下げ、親は靴下の中やベッドの下、暖炉の側などにプレゼントをそっと置きます。

そして子供達は25日に早起きをしてプレゼントを開けるのです。

日本におけるキリスト教文化はアメリカの影響が強いため、アメリカの慣習にならって25日の朝にプレゼントが開けられるようにするのが基本であると言えます。

ところで、サンタクロース文化がある欧米の国では、子供たちがサンタクロースに来てもらうために靴下と一緒に、お酒やお菓子、人参なども一緒に置くそうです。

大人はプレゼントを置く時に、子供たちが用意したお菓子を持っていき、本当にサンタが来たように演出するのです。

日本人も真似をしてみたらきっと楽しいでしょうね。

大人同士でプレゼントを渡す日

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欧米におけるクリスマスは教会のミサに行き、家族が集まって穏やかに過ごす日ですが、日本人の若者にとっては、恋人たちと過ごす日として定着していました。

しかし、近年は友達同士で集まり、プレゼント交換をするということも一般的になっています。

恋人であれ友人であれ、キリスト教徒ではない日本人にとってプレゼントを渡す日はいつでもよいでしょう。

基本的にはクリスマス期間である24日の夜から25日のお昼頃までに渡すのがクリスマスらしい慣習であると言えます。

しかし、広い意味でクリスマス期間は、24日のキリストの降臨を待つ「アベント」と呼ばれる期間から始まっている言えます。

アベントの期間は年ごとに異なっていますが、11月20日頃から12月24日までです。

キリスト教文化の国ではこのアベント期間がいわいるクリスマス商戦の期間であり、街はイルミネーションで飾られ、マーケットは賑やかになります。

さらに、12月25日のクリスマス(降誕祭)から1月6日の公現祭までがクリスマス期間とされており、イルミネーションはこの1月6日をもって片づけるという習慣があります。

ということは、11月下旬から1月6日までが広い意味でのクリスマス期間となるのです。

もし、12月24日や25日にプレゼントを渡すことができない場合は、少なくともこの期間に渡すことができればクリスマスプレゼントと言っても差し支えなさそうです。

事実、冒頭で紹介したようにキリスト教を信仰するいくつかの国ではクリスマス当日以外の日にプレゼントを渡す習慣があるのですから。