【2022年版】ジュニアシート全商品比較―おすすめはどれ?―

大手メーカーが製造しているジュニアシートの全商品を比較紹介します。

アップリカ、コンビ、エールベベ、グレコ、リーマン、チャイルドガード(旧タカタ)、カトージの大手7社の商品を紹介しています。

ジュニアシートとは?

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1.ジュニアシートの適用年齢

ジュニアシートとは体重15kg~36kg(3歳頃~11歳頃)の児童が使用できる補助シートのことです。

道路交通法では6歳未満までジュニアシート(チャイルドシート)の使用を義務としていますが、実際には小学生以降も身長の問題でシートベルトが首にかかってしまうことから、身長140cm(11歳頃)を超えるまではジュニアシートが必要になります。

なお、1~2歳頃から11歳頃まで使える補助シートは「チャイルド・ジュニアシート」と呼ばれていて、ジュニアシートと比べて値段も高価です。

「チャイルド・ジュニアシート」の商品比較はこちらです。

2歳児でも使用できる「チャイルド・ジュニアシート」の大手メーカー商品を比較します。 アップリカ、コンビ、エールベベ...

2.「背もたれつき」タイプと「座面のみ」タイプがある

ジュニアシートには「背もたれつき」タイプと「座面のみ」タイプがあり、どちらも3~11歳まで適用年齢となっています。

安全性を重視するなら「背もたれつき」タイプ、価格を重視するなら「座面のみ」タイプを選びましょう。

「背もたれつき」タイプは頭部やサイド部分にもクッションがあるため側面衝突の事故でも子供を守ってくれる可能性が高まります。

また「背もたれつき」タイプは、ブースター機能があり、背もたれを取り外して「座面のみ」で使用することも可能です。

3~5歳までは背もたれ付き、6歳以降はブースターにするなど成長に合わせて安全に使用できます。

ジュニアシート全商品比較

アップリカ、コンビ、エールベベ、グレコ、リーマン、チャイルドガード、カトージの全ジュニアシートを一挙紹介します。

アップリカ

商品名値段特徴

エアライド
12100円リクライニング、ヘッドレストの上下可。

クッションジュニア
4981円低反発性クッション。オールメッシュシート。

コンビ

商品名値段特徴

ジョイキッズ
9620円ジュニアシートの標準モデル。リクライニング、ヘッドレストの上下可。

ジョイキッズ ムーバー
17600円ジョイキッズの上位モデル。エッグショック搭載

エールベベ

商品名値段特徴

Saratto Highback Junior
10000円リクライニング、ヘッドレストの上下可。

グレコ

商品名値段特徴

ジュニアプラス
5906円標準モデル。リクライニング、ヘッドレストの上下可。

ジュニアプラスDX
7382円ジュニアプラスの上位モデル。収納できるカップホルダー2個付き

ジュニアマキシプラス
7075円ジュニアプラスDXのキャラクターモデル。プリンセスまたはカーズ

コンパクトジュニア
2598円収納式ホルダーカップ付き。アームレストの2段階高さ調節。

リーマン

商品名値段特徴

ハイバックジュニア
8480円リクライニング、ヘッドレストの上下可。

リーマンジュニアコレット
1845円座面のみタイプの標準モデル。

リーマンジュニアEX
2136円リーマンジュニアの上位モデル。低反発ウレタン使用

チャイルドガード(旧タカタ)

※倒産したタカタ社が販売していたチャイルドシートブランドである「チャイルドガード」はJSSJ社に引き継がれましたが、すべての製品が生産終了となっており、店頭にある在庫がなくなり次第、入手困難になると予想されます。

商品名値段特徴

チャイルドガードジュニア
37400円ISOFIXジュニアシート

カトージ(Joie)

商品名値段特徴

アイ・トリロ
12992円ベルト固定。新安全基準R129対応。ブースター不可。

アイ・トレバー
21260円ISOFIXまたはベルト固定。新安全基準R129対応。ブースター不可。

トレバー
14813円ISOFIX。ブースター不可。

結局おすすめのジュニアシートはどれ?

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1.安全性で選ぶならジョイー

ジュニアシートについては日本国内で公的な衝突試験が行われていないため客観的に安全性を比較することができません。

基本的にジュニアシートはシートベルトでの固定となるためどうしてもぐらつきがあります。

その点で、より高い安全性を求めるのであれば、ISOFIXに対応したJoie(カトージ)のジュニアシートをおすすめします。

特に「アイ・トレバー」は新安全基準のR129にも対応しているので、安全性は国内のジュニアシートでは最高位にあるといって間違いありません。

アイ・トレバー

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2.ハイバックシートならエールベベ

一般的な背もたれ付きのジュニアシートはメーカーごとの特徴が少ないため選ぶのが難しいカテゴリーです。

その中でも選ぶポイントは2つあります。

まず、子供は暑がりなので単なるメッシュシートではなく、シートに大きな穴が開いているエアスルー構造のジュニアシートがおすすめです。

次に、車中ですぐに寝てしまう子供にはリクライニング機能もあると便利です。

この2つを満たす商品はエールベベの「Saratto Highback Junior」のみとなります。

このカテゴリーとしては中間くらいの価格なのでお手頃です。

Saratto Highback Junior

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3.ブースターシートならグレコ

ジュニアシートは必要最小限で良いと考えているのであれば、背もたれのないブースターシートがおすすめです。

ブースターシートは値段を重視して選ぶ人が多いでしょう。

送料も含めて最安値のブースターシートはリーマンの「リーマンジュニアコレット」になりますが、グレードをアップして「リーマンジュニアEX」を選ぶと座り心地がよくなるので長距離移動をすることが多いご家庭におすすめです。

筆者のいちおしはグレコの「コンパクトジュニア」です。

カップホルダーが2つもついて、さらにアームレストの高さも調節できるなど利便性が最も高いシートであると言えます。

コンパクトジュニア

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