離乳食が2回食になったときのタイムスケジュール

離乳食が1回食から2回食になるとき、どの時間に食べさせようかと頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか?

そこで、赤ちゃんに離乳食をあげる時間と、1日を通しての生活リズム(タイムスケジュール)を紹介します。

2回食のタイムスケジュールを組み立てるための基礎知識

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1.離乳食は何時に食べるの?

離乳食を食べる時間に決まりはありませんが、午前中1回、午後1回とするのが一般的です。

1回目は9時~12時の間、午後は16時~19時の間とし、1回目と2回目は6~8時間程度を空けることが目安です。

あとは、赤ちゃんの生活リズム、家族の生活リズムに合せて、時間を調整しましょう。

大切なことは毎日、同じ時間に規則的に離乳食を食べさせて、生活リズムを整えていくことです。

平日、休日に関わらず、食事の時間が大きく変わらないようなスケジュールを設定しましょう。

2.授乳の時間はいつか?

離乳食が2回食になる時期は月齢6~7か月です。

離乳食を始めて、まだ1か月なので、栄養のほとんどは母乳(ミルク)から摂取しています。

そのため母乳は、赤ちゃんが欲しがるだけ与えて問題ありません。

2回食になる月齢の赤ちゃんが、おっぱいを欲しがる時間はある程度決まっていることでしょう。

いつも授乳していた時間を見計らって離乳食を準備すると、赤ちゃんも空腹なのでスムーズに食べてくれます。

3.1回目と2回目は同じ量を食べさせる?

2回食になったばかりの時期は、いきなり1回目と2回目を同じ量にする必要はありません。

1回目の量は半分程度にして、2回目は今まで通りの量(約50g)をしっかりと食べさせます。

その後、徐々に量を増やしていき、モグモグ期が終わる月齢8か月頃まで、つまり約3か月をかけて1回の分量が100gを超えるようします。

2回食のタイムスケジュール―3つのモデルケース―

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1.標準的なタイムスケジュール

専業主婦であるママや、育児休業中のママの場合の一般的な1日のスケジュールです。

6:00授乳(起床)
6:30~10:00朝食、家事、離乳食作り
10:00離乳食(1回目)と授乳
11:00お散歩
12:00昼食
14:00授乳
14:30~16:30買い物・趣味等
16:30入浴
17:00離乳食(2回目)と授乳
18:00~20:00夕食、家事
20:00寝かしつけ
夜間授乳2~3回

離乳食は10時頃と17時頃に食べることになります。

起床後に時間をかけて1日分の離乳食作りや掃除・洗濯などを済ませておくと、11時頃には家事育児がひと段落するので、リラックスして散歩やママ自身の時間を楽しむことができます。

2.保育園に合せたタイムスケジュール

赤ちゃんを保育園に預けている場合の一般的なスケジュールです。

6:00授乳(起床)
6:30~8:00朝食、家事
8:00保育園の送迎
12:00離乳食(1回目)
17:30保育園から帰宅、入浴
18:00~19:30夕食作り、離乳食作り
19:30~離乳食(2回目)、夕食
20:30授乳
21:00寝かしつけ
夜間授乳2~3回

離乳食は保育園で1回目、自宅で2回目となります。

保育園から帰ってきた夕方以降のスケジュールが相当にきつきつですので、夫婦で食事の準備や後片付けを分担する必要があります。

パパの仕事の帰りが遅い場合には、夕食の後片付けはそのままにして夫にお願いするという方法があります。

離乳食についても、週末にまとめて作って冷凍をしておくとともに、レトルトのベビーフードも活用して、レンジで温めるだけで提供できるようにすると時短になります。

3.兄弟がいる場合のタイムスケジュール

幼稚園・保育園未就学のお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる家庭でパパの帰りが遅い家庭を想定したタイムスケジュールです。

6:00授乳(起床)
6:30~10:00朝食、家事、離乳食作り
10:00離乳食(1回目)と授乳
11:00外遊び
12:00昼食
14:00授乳
14:30~16:30買い物または外遊び
16:30入浴
17:30離乳食(2回目)と授乳
18:30~20:30夕食、家事
20:30寝かしつけ
夜間授乳2~3回


お兄ちゃん・お姉ちゃんが幼稚園に入る前の年齢だとすると、上の子も食事の世話をする必要があるため、赤ちゃんの食事と家族の食事は別の時間にします。

もし、パパの帰りが夕食の時間に間にあうのであれば、赤ちゃんも含めて一緒に食事をとると、パパが上の子を見て、ママが赤ちゃんに離乳食をあげながら食事をすることができます。

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