新生児の服装と3か月間で必要な枚数【春夏秋冬・生まれた月別】

出産前に、赤ちゃんの服も買い揃えておきましょう。

かわいい赤ちゃんの服に目移りするかと思いますが、生まれた季節で必要な服は異なります。

そこで、季節別の新生児の服について解説します。

服のサイズ(生後0か月~3か月までの身長・体重)

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まずは、誕生してから3か月間にどれくらい成長するのか確認しましょう。

服のサイズもこの間の身長と体重を参考に決めましょう。

以下は、統計上の中央値にあたる赤ちゃんの身長と体重を示したものです。

身長は10cmも伸び、体重は約2倍になることがわかります。

1.男の子

<身長> 0か月:49.0cm ⇒ 3ヶ月:59.1cm

<体重> 0か月:3000g ⇒ 3ヶ月:5840g

2.女の子

<身長> 0か月:49.0cm ⇒ 3ヶ月:57.9cm

<体重> 0か月:2940g ⇒ 3ヶ月:5420g

季節別の服装(室内着)

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赤ちゃんの成長はとても早いです。

新生児のために買ったものを、次の年に着ることは出来ません。

また、季節によっては、せっかく買っても、1回か2回しか使わなかったという服がでてきます。

こうしたことから、生まれる季節に応じて無駄のないように購入する必要があります。

まずは、各季節の新生児の室内着について概要を説明します。

1.春と秋

室内温度:20~25℃

服装:

暖かければ、肌着1枚と、薄手の長袖の上着が1枚です。

涼しければ、さらにカーディガンやベストなどを羽織ります。

2.夏

室内温度:27~28℃(冷房あり)

服装:

下着1枚の上に、半袖の上着1枚を着ます。

冷房がなく29度を超える場合には、下着1枚で構いません。

3.冬

室内温度:20~22℃(暖房あり)

服装:

冬はいろいろなバリエーションがあります。

  • 肌着を2枚重ねて着て、その上に薄手の長袖を着る
  • 肌着を1枚、薄手の上着を1枚着て、さらにカーディガンやベストを着る
  • 肌着を1枚着て、その上に厚手の長袖を着る
  • この中でも、気温に合わせて調節しやすいのは、上2つになります。

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    誕生月別の服装の計画

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    各季節の服装(室内着)のイメージが付いたと思いますが、実際には、生まれた月によって季節の移り変わりが異なります。

    そこで、生まれた月ごとにどのような室内着が必要なのか確認しましょう。

    1.早春(2~3月)生まれ

    2月、3月生まれの赤ちゃんは、生まれた時は真冬ですが、生後3ヶ月になると5月を過ぎているため、晴天であれば30度近い気温になります。

    そのため春に着る服を基本にして、冬の間は春の服装に重ねて着るようにします。

    生後0~1か月まで

    肌着 + 薄手の長袖 + ベスト・カーディガン

    肌着 ⇒ 短肌またはコンビ肌着
    薄手の長袖 ⇒ ツーウェイオールまたは上下セパレートのボディスーツ

    生後2~3か月まで

    肌着 + 薄手の長袖

    寒い日は、ベストを着せるか、肌着を2枚重ねて着るようにします。

    購入枚数

    短肌着(コンビ肌着):10枚
    ツーウェイオール:4~5枚
    ベスト(カーディガン):2枚

    2.春(4~5月)生まれ

    4月、5月生まれの赤ちゃんは、生まれた時は過ごしやすいですが、生後3ヶ月になると真夏になります。

    そのため、薄手の服装を重ねて着ることで、暑くなったらどんどん枚数を少なくするようにします。

    生後0~1か月まで

    短肌着 + 肌着 + 薄手の長袖

    肌着 ⇒ コンビ肌着かロンパース(半袖)

    これでも寒い場合は、おくるみをしましょう。

    生後2~3か月まで

    短肌着 + ロンパース(半袖)

    猛暑であればロンパースかコンビ肌着を1枚。

    なお、ロンパースは、寝たまま着替えがしやすい前開きのタイプを選びましょう。

    購入枚数

    短肌着:6~7枚
    コンビ肌着:2~3枚
    ロンパース:5~6枚
    ツーウェイオール:3~4枚

    3.梅雨(6~7月)生まれ

    6月、7月生まれの赤ちゃんは、基本的に3ヶ月まで暑い日が続きます。

    汗をたくさんかくため、下着の枚数もたくさん必要です。

    一方で、「梅雨寒(つゆざむ)」という言葉があるように日によっては4月くらいの寒さになる日があります。

    そのため、半袖がほとんどですが、念のため長袖の上着もあると安心です。

    生後0~1か月まで

    短肌着 + ロンパース(半袖)

    涼しい日は、ロンパースではなく長袖の上着(ツーウェイオール)を着せます。

    猛暑の日は、コンビ肌着またはロンパース1枚。

    生後2~3か月まで

    短肌着 + ロンパース(半袖)

    外出時に、肌着(下着)でも構わないということであれば、ロンパースは買わず、すべてコンビ肌着にしたほうが経済的です。

    ロンパースは、寝たまま着替えがしやすい前開きのタイプを選びましょう。

    購入枚数

    短肌着:6~7枚
    コンビ肌着:2~3枚
    ロンパース:5~6枚
    ツーウェイオール:2~3枚

    4.夏(8~9月)生まれ

    8月、9月生まれの赤ちゃんは、生まれた時は暑いですが、3ヶ月になると冬が間近となり寒いです。

    そのため涼しい秋の服装を基本にして、薄手の服を重ね着して寒暖差に対応します。

    生後0~1か月まで

    短肌着 + コンビ肌着

    猛暑の日は、コンビ肌着1枚。

    コンビ肌着ではなく、ロンパースでも構いません。

    ただ、0,1か月目は外出の機会がほとんどないため、経済的なコンビ肌着だけとしました。

    ロンパースは、寝たまま着替えがしやすい前開きのタイプを選びましょう。

    生後2~3か月まで

    短肌着 + 長袖の上着

    寒い時は、肌着と上着の間にコンビ肌着も着ます。

    購入枚数

    短肌着:6~7枚
    コンビ肌着:5~6枚
    ツーウェイオール:3~4枚

    5.秋(10~11月)生まれ

    8月、9月生まれの赤ちゃんは、生まれた時は過ごし易い気候ですが、すぐに真冬となり寒いです。

    そのため、しっかりとした防寒着も必要です。

    生後0~1か月まで

    肌着 + 長袖の上着

    肌着 ⇒ 短肌着、長肌着、コンビ肌着

    寒い日は、ベストやカーディガンを羽織ります。

    生後2~3か月まで

    肌着 + 長袖の上着 + ベストorカーディガン

    購入枚数

    短肌着(コンビ肌着):9~10枚
    ツーウェイオール:4~5枚
    ベスト(カーディガン):2~3枚

    6.冬(12~1月)生まれ

    12月、1月生まれの赤ちゃんは、生後3ヶ月頃になれば、ときどき暖かい日もあるでしょうが、基本的にずっと寒いです。

    寒いとはいえ、暖房がついた部屋にいるため、厚着で体温が高くなりすぎることに注意しましょう。

    脱水の原因になります。

    生後0~1か月まで

    肌着 + 長袖の上着 + ベストorカーディガン

    肌着 ⇒ 短肌着、長肌着、コンビ肌着

    これでも寒い場合は、短肌着の上にコンビ肌着を重ねるか、おくるみを使います。

    生後2~3か月まで

    肌着 + 長袖の上着 + ベストorカーディガン

    購入枚数

    短肌着(コンビ肌着):9~10枚
    ツーウェイオール:4~5枚
    ベスト(カーディガン):2~3枚

    外出時の服装についてはこちらの記事をご覧ください。
    https://cawaiku.com/child/0-old/newborn-go-out-wear-1303

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