寝かしつけには、どのくらい時間がかかる?

赤ちゃん・幼児の寝かしつけにどれくらい時間がかかっていますか?

寝かしつけに1時間以上もかかるようだとママもパパも本当に辛くなってきます。

そこで月齢・年齢別に寝かしつけにかける時間の目安と上手なやり方を解説します。

寝かしつけにかかるは時間はどれくらい?

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生後0か月~2カ月

寝かしつけ時間:特になし

生後2カ月頃までの赤ちゃんは昼と夜の区別がつきません。

1日16時間以上を寝て過ごす時期であり、お腹が空いた時やオムツが不快な時に起きて泣き、お腹が一杯になれば眠るという生活リズムです。

そのため寝かしつけをしなくても母乳を飲んでいるうちに寝てしまうなど、いつの間にか寝てしまっている赤ちゃんが多いでしょう。

生後3か月~5カ月

寝かしつけ時間:特になし

生後3カ月以降の赤ちゃんは昼と夜の区別がつくようになります。

日中は起きて過ごすことが増え、夜はまとめて眠るようになります。

夜中には2~3回はおっぱいが欲しくて起きますが、お腹が満たされれば、そのまま自然に眠ります。

しかし、中には夜9時を過ぎても起きていて、寝かしつけてもなかなか眠らない赤ちゃんがいます。

こうしたケースは、この時期の赤ちゃんによくあることで、実際の時間と赤ちゃんの体内時間がずれてしまっていることが原因とも言われています。

本来、人間は太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ実際の時間と合せることができるのですが、赤ちゃんは脳の機能がまだ未熟であるため体内時計がリセットされず昼夜が逆転してしまうことがあるのです。

こうなるとママが添い寝をしても、抱っこをしてもなかなか眠ってくれません。

しかし、赤ちゃんの体内時計のズレは一時的な状態であり、しばらくすれば昼に起きて、夜に寝るという通常の生活リズムに戻ります。

生後6か月~1歳半

寝かしつけ時間:30分以内

生後6カ月を過ぎると、体内時計が正確になって、昼と夜が逆転したように夜更かしすることも少なくなってきます。

そこで、夜9時などの決まった時間になったら、遊んでいても電気を消して、寝かしつけをするようにします。

離乳食が始まったばかりの時期は生活リズムが不規則になりやすく、寝かしつけがうまくいかないことも多々あるでしょう。

しかし、3回食が定着する11カ月頃までには、1日の規則正しい生活リズムが確立できるようになります。

生活リズムが安定すれば、基本的に赤ちゃんは体力が少ないので、30分程度の寝かしつけ時間で眠ることでしょう。

1歳半~2歳

寝かしつけ時間:60分以内

1歳後半からは体力もついていきて、夜になっても眠たくならない子供が増えてきます。

そして、子供の体力以上にママ・パパを悩ませるのが子供の自我です。

1歳半頃から2歳の間は自我が非常に強くなる上に、それをコントロールすることができません。

たとえ疲れて眠たくなっていても「もっと遊びたい!」と言って欲求が満たされるまでは決して親の言うことを聞かなくなります。

この頃から、寝かしつけの時間に1~2時間かかる子供も現われてきます。

そのため、日中にしっかり活動することに加えて、寝かしつけの際に、子供の欲求が満たされる「儀式」をしてあげることで、60分以内に眠りにつくように誘導していきましょう。

「儀式」とは、例えば絵本を読んでもらう、ママに抱っこしてもらうことなどです。

3歳以上

寝かしつけ時間:60分以内

3歳になっても引き続きイヤイヤ期は続いています。

それでも2歳の頃に比べれば、言葉で欲求を伝えられるようになるため、感情をコントロールすることができるようになってきます。

子供にとって何か不安なことがことがない限りは、スムーズに寝てくれるでしょう。

寝かしつけの時間は、その子の寝る前の「儀式」内容によって変わってきますが、基本的には60分以内で眠りにつけるでしょう。

寝かしつけをしなくても1人で眠れるようになるのは5~6歳頃からです。

寝かしつけの時間を短くするためには?

赤ちゃんの場合

ポイント

  • 日中は外気浴をする
  • 3回食を前提として生活リズムを確立する
  • 夕方4時以降の昼寝はしない
  • 暗い部屋で一緒に寝る
  • トントンが好きな子ならしてあげる
  • 先にも説明したように、生後6カ月からは昼と夜の違いがしっかりとわかるようになるので、規則的な生活ができるようになります。

    まずは、日中に散歩をして太陽の光を浴びます。できれば、運動のために公園でレジャーシートを敷くなどして寝返りやハイハイの練習をするといいでしょう。

    冬は寒くて外で遊ぶ事はできませんが、寒くないように抱っこを散歩だけはしてあげましょう。風の冷たさや太陽のまぶしさを感じるだけでも体力を使います。

    この時期の寝かしつけで困るのが、離乳食が1回から3回へと増えていく上に、毎回の食べる量にもムラがあるため、生活リズムが安定しないことです。

    そこで3回食での1日のスケジュールを考えて、そのうちの1回を使って1回食、2回を使って2回食をあげるようにすると、回数が増える度に生活リズムが替わるということを防ぐことができます。

    とは言え、完全に同じ時間に食べさせることは難しいので、前後1時間くらいのズレは許容しましょう。この程度なら大きく生活リズムを崩すことがないからです。

    例えば朝7時、11時、18時に3回食をあげるというスケジュールの場合は、1回食では10~12時の間にあげて、2回食では10~12時と17~19時の間にあげるようにするといった具合です。

    そして、食べる量にムラがある場合には、食後に粉ミルクを上手に足してあげると授乳時間が安定しやすくなります。(完全母乳を目指している方にはおすすめしませんが・・・)

    また、この時期の赤ちゃんは起きてから4~6時間ほどで眠たくなる傾向にあるため、夜8時以降に寝かしつけをするためには夕方4時までにお昼寝を済ませるようにします。

    そして、夜の決まった時間になったら消灯をして、ママ(パパ)と一緒に寝るようにして、もう寝る時間であることを分からせるようにします。

    寝かしつけの際に、子守唄やトントンをしても構いませんが、これまで授乳以外は何もせずに自然に眠っていた赤ちゃんの場合は、子守唄やトントンが気になってしまったり、反対に遊んでくれるものと勘違いすることもあるので、様子を見ながら行うようにしましょう。

    1~2歳の場合

    ポイント

  • 日中は外で体を動かして遊ぶ
  • 規則正しい生活をする
  • 15時以降のお昼寝はしない
  • お布団の中で親の愛情をたっぷりあげる
  • 夜更かしするようになったらお昼寝時間を短くする
  • 1~2歳の場合は特にイヤイヤ期に入ると寝かしつけが難しくなります。

    まずは、早寝早起きをはじめとした規則正しい生活と、屋外で最低2時間以上遊ぶことが基本です。

    赤ちゃんの頃と比べて体力があるので、お昼寝は15時のおやつの時間までに済ませるようにします。

    そして、イヤイヤ期の子供の気持ちを落ち着かせるために、寝る前に親の愛情が感じられる「儀式」をします。

    お布団の中で、絵本を読む、お話をする、一緒に歌を唄う、抱っこをする、などしてから消灯をします。

    もし、寝かしつけに1時間以上かかるようであれば、お昼寝の時間が長すぎるかもしれないので、短くするなどして調整しましょう。

    しかし、どんなにママ・パパが頑張っても寝ない時期はあります。

    寝かしつけがスムーズにいかず、子供にイライラして怒ってしまうこともあるでしょう。

    しかし、それは親であれば誰もが通る道です。

    3歳を過ぎれば徐々に安定してきますので、それまでの辛抱だと思って割り切りましょう。