破魔弓の買い方ガイド

男の子が誕生したら初正月には「破魔弓(はまゆみ)」を贈って、健康と出世を祈願しましょう。

そこで破魔弓を購入する時の基礎知識やおすすめ商品を紹介します。

破魔弓の基礎知識

1.破魔弓とは?

破魔弓(はまゆみ)とは、文字通り「魔(=邪気)」を「破る(=払う)」とされる弓の正月飾りです。

古来より弓矢には、魔除けの力があると信じられており、神社などで「しめ縄」を丸くして作った的に矢を射る「破魔」と呼ばれる占いが行われていました。

また、平安時代の宮廷では「鳴弦の儀(めいげんのぎ)」と呼ばれる弓を使った退魔儀礼が行われるようになり、現在の皇室においてもこの儀式は続いています。

鎌倉時代以降は武家社会となったため弓は武士の勇猛さを象徴するものとして尊ばれ、初正月を迎える男の子に贈るようになったと言われています。

江戸時代になると、こうした武家の風習が庶民にも広まり、破魔弓は男の子がいる家の正月飾りとして定着しました。

2.破魔弓の値段

破魔弓は伝統工芸品であるため、高価なものであれば何十万円にもなります。

人形店などで一般的に販売されている破魔弓の相場は3~10万円ほどです。

破魔弓の買い方ガイド

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1.タイプは3つある

破魔弓には「飾り台」「ガラスケース」「壁掛け」という3つの種類があります。

「飾り台」タイプは最も基本的な形で、木製の飾り台の上に弓矢を立てて飾ります。

「ガラスケース」タイプは、飾り台タイプをガラスケースに覆ったものです。

本体にホコリ付かず出し入れも簡単なので現在はこのガラスケースタイプがほとんどです。

最後に「壁掛け」タイプですが、床の間やカウンターではなく壁にかけて飾ることができるコンパクトなもので、飾り場所に困るような狭小住宅に最適です。

2.素材を確認する

破魔弓の値段は使っている素材によって大きく変わります。

破魔弓の本体は、大きく分けて「弓」「矢」「台座」の3つで構成されています。

この内、弓に張られた「弓弦(ゆみづる)」と矢の先端である「矢尻(やじり)」、矢の羽根である「矢羽」以外の部分は、基本的に木でできています。

この木の素材が天然木かどうかを確認しましょう。

安いものであれば集成材とよばれる人口的に作られた木の素材が使われていることがあります。

次に矢の羽根の素材も確認しましょう。

しっかりとした破魔弓であれば、キジ科のキジ、キンケイ、ギンケイまたは鷹など天然の羽根が使われています。

この他にも本体が黒く塗られているようであれば、漆で塗られたものかどうか、弓やケースに蒔絵が描かれていればプリントではなく手描きかどうかなどを確認します。

天然の素材や手作りにこだわった商品であれば確かな品質であると言えますが、こだわりすぎると値段も非常に高価になってしまうためバランスが重要です。

3.作り手を確認する

破魔弓を生産しているメーカーはそれほど多くありません。

中でも日本人形協会が認定した破魔弓の「人形工芸士」は熟練した職人であるとされます。

破魔弓などのいわゆる「節句人形」は、工程が細分化されていて、1人の工芸士が全てを作っているわけではありませんが、「人形工芸士」がいるメーカーであれば、その工芸士が中心となって作業工程の管理や職人の育成を行っているので、品質に間違いはありません。

おすすめ破魔弓

1.壁掛けタイプ

【秀光】薄型タイプ破魔弓飾り


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小さな壁掛けタイプの破魔弓ですが、龍の彫金がとても勇ましく、男の子が喜びそうなデザインです。

壁に飾るだけでなく、置いて飾ることも可能です。

正月飾りでスペースが狭くなったカウンターにも飾ることができそうです。

破魔弓 壁掛け11号


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縦長のスリムな破魔弓飾りです。

コンパクトな商品ではありますが、天然羽根や籐の弦巻を使って、職人が1つ1つ手作りしています。

2.ガラスケースタイプ

【光鶴】破魔弓 吉祥10号


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「光鶴(こうかく)」とは、日本に数名しかいない破魔弓の人形工芸士であった横手勲の作品名です。

その技術や意志を受け継いだ職人たちが作っている確かな品質の破魔弓です。

天然素材である金鶏(キンケイ)の羽根が使われています。

コンパクトなので値段もリーズナブルです。

【祥秀監製】破魔弓 大寿16号


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総檜造りの破魔弓です。

檜が持つ風合いを活かした美しい商品です。

【光鶴】破魔弓 翔鶴25号


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こちらも「光鶴」ブランドの破魔弓です。

羽根には金鶏(キンケイ)、銀鶏(ギンケイ)が使われ、手描きの蒔絵が施されるなど、素材にもこだわっています。

価格は10万円を超えますが、高さが80cm以上あり、荘厳で風格のある商品を探している人におすすめできます。

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