離乳食を食べない10の理由―月齢別に理由を紹介―

赤ちゃんが離乳食を食べない理由について月齢に応じた理由と対処法を紹介します。

月齢5~6カ月頃に多い理由

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離乳食を開始したばかりの生後5~6カ月の「ごっくん期」によくある食べない理由を紹介します。

1.時期が早すぎる

そもそも、赤ちゃんの発達には個人差があります。

一般的には母乳(ミルク)による育児が順調に進み、4か月健診などで特に発達の異常が見られなければ、生後5ヵ月から離乳食を開始することが多いでしょう。

しかし、体重や身長などの見た目は他の赤ちゃんと差がないとしても、体の大きさに関わらず「咀嚼(舌を使って飲み込む)」能力にも個人差があるため、まだ上手にごっくんできないことがあります。

5ヵ月頃の赤ちゃんは舌を前後に出し入れするだけの動きしかできません。

そのため裏ごしした「トロトロ」の10倍粥を舌にのせても、上手に喉の奥に運ぶことができず、口から溢れ出てしまうことがあります。

この場合は「トロトロ」のお粥そのものではなく、上澄みにある「サラサラ」の水分や母乳(ミルク)をスプーンで与えてみて、口から出さずに飲み込めるか確認してみましょう。

もし、それらを飲み込むことができないようであれば、その赤ちゃんにとっては時期が早すぎる可能性があるので、3~4日置いてから再度、離乳食に挑戦してみましょう。

2.離乳食の形状があっていない

初産婦のママは誰もが初めての離乳食作りに挑戦します。

離乳食を作ることに慣れていないがために、赤ちゃんの発達に合っていない硬さ・大きさの離乳食を作ってしまうことが多々あります。

育児本のレシピ通りにお米とお水の分量を正確に量って10倍粥を作ったつもりでも、水の浸し時間や蒸らし時間、すりこぎで米粒を潰す程度などが間違っているために、5~6カ月の赤ちゃんにとっては飲み込みづらい形状になっている可能性があります。

赤ちゃんが食べてくれないのであれば、裏ごしをするなどして粒をできるだけ小さくし、さらに水分を増やしてトロトロよりもサラサラに近い状態にして食べさせるところから始めてみましょう。

3.離乳食を入れる場所が間違っている

離乳食を口の中に入れる時に、舌先や舌がない所に食べ物を置いていませんか?

この時期の赤ちゃんの舌は前後にしか動かないため、舌がない場所はもちろん、舌先に食べ物を置いても飲み込むことができず、口から出てしまうことがあります。

舌を使って喉に食べ物を送り込めるように、舌の「真ん中」に食べ物を置くようにしましょう。

なお、ごっくんしてほしいからと言って、口の奥に入れるのは当然NGです。

舌を使う練習にもならない上に、赤ちゃんが嗚咽することもあります。

4.赤ちゃんのお腹が空きすぎている

授乳したばかりでお腹が一杯の時に離乳食をあげても、当然、食べてくれません。

そのため、授乳時間を見計らって、離乳食を食べさせて、授乳をするという流れが基本になります。

しかし、いつもと同じ授乳時間に離乳食を上げようとすると、今度はお腹が空きすぎていて、離乳食よりも飲み慣れているおっぱいを欲しがってしまうことがあります。

特に、お腹が減って泣いてしまっている状態では、なかなか離乳食を食べてはくれません。

そこで、いつもの授乳よりも少し早めの時間帯で、機嫌のいい状態の時に離乳食をあげてみましょう。

5.びっくりして嫌がっている

お腹が空くといつもママのおっぱいを飲んでいたのに、突然、スプーンやお粥などの「訳の分からない」ものを口に入れられるようになるのですから、赤ちゃんが拒絶してしまっても仕方ありません。

こんな時は、赤ちゃんとは別にママ用の離乳食を取り分けておいて、ママ自身が「もぐもぐごっくん」と食べて見せてあげましょう。

「おいしーね。ママおかゆ大好き!」と声をかけながらにっこり笑顔を作りましょう。

食べてくれないからと言って困った顔や怖い顔をしてしまうと、かえって赤ちゃんが不安になるかもしれません。

それでもダメなら無理にあげようとせず、1~2日置いて、またトライしてみましょう。

月齢7~8カ月以降に多い理由

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7か月頃からの「ごっくん期」によくある食べない理由を紹介します。

6.形状が急に変わって食べにくい

7か月頃以降からは、「ごっくん期」「かみかみ期」「パクパク期」と徐々に食材の種類が増え、形状も大きく硬くなっていきます。

毎日、少しずつ変化できれば理想なのですが、実際には食材の大きさ硬さを調整するのはとても難しいものです。

焦らずに、食べにくそうであれば、元の形状に戻しましょう。

いったりきたりしながら、徐々に食べられるようになっていくものです。

7.体調がよくない

生後半年を過ぎると、胎盤を通じてママからもらった免疫の効果が弱まり、感染症などにもかかりやすくなります。

食が進まず、いつもより元気がない、顔色が悪いなどの異変があれば、無理に食事をさせずに様子をみましょう。

食欲が戻らない、熱や下痢などがある場合には、一度、かかりつけ医に相談しましょう。

月齢9~10カ月以降に多い理由

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3回食になり必要な栄養の半分以上を離乳食から摂取できるようになる「かみかみ期」にありがちな食べない理由を紹介します。

8.苦手な食材がある

かみかみ期になると、生ものや塩分の強いものを除いては大人と変らない食材が食べられるようになります。

そのため大人の料理から取り分けをして離乳食を作る機会も多くなってきます。

赤ちゃんは好き嫌いを言えないので、何が嫌いなのか分かりづらいですが、出された離乳食の中に嫌いな野菜などが入っていると食べないことがあります。

「一度食べてくれていれば嫌いではない」とママが勘違いしてしまうこともあります。

今まで平気で食べていたものが、いつの間にか嫌いになっていることも珍しくありません。

素材をたくさん使った料理ではなく、素材一つ一つを食べるようなシンプルな離乳食にして、苦手な食べ物を見極めましょう。

苦手な食べ物がわかったら、味や形状を変化させて食べられるように工夫してみましょう。

9.おっぱいだけで満足してしまっている

10か月頃は3回食にも慣れ始めている頃です。

一般的には3回食が進むようになると、自然におっぱいを飲む量が減っていくものですが、おっぱいをたくさん飲んでいるために3回食になかなか移行できないことがあります。

このころの母乳は特に鉄分などの栄養素が減少してきており、母乳に頼りすぎると発育に影響がでることもあります。

離乳食をしっかり食べるように母乳の間隔や量を調整してみましょう。

10.ママがイライラしている

離乳食を食べてくれないからと言って、ママがイライラしてしまうと逆効果です。

そればかりか食べないから怒ってしまい、それが原因でさらに食べなくなり、ママが精神的にどんどん追い込まれてしまうという悪循環にはまってしまうこともあります。

赤ちゃんの食欲には個人差があります。

どんどん離乳食を食べる子もいれば、小食でなかなか食べない子もいます。

毎日、規則正しく離乳食作って提供しているのであれば、例え今はあまり食べない時期だったとしても、必ず成長します。

焦らず、気長に離乳食を進めていきましょう。

辛い場合には、休日の離乳食をパパにお願いしたり、平日は市町村の育児ヘルパーサービスなどを利用して、息抜きをして下さい。

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