【2022年版】新生児対応「チャイルドシート」メーカー全商品比較―おすすめはどれ?―

大手メーカーが日本で販売している0歳から使用可能なチャイルドシートを紹介します。

メーカーは、アップリカ、コンビ、エールベベ、リーマン、グレコ、日本育児、ジョイーの7メーカーで現在販売されているほぼすべての商品を比較しています。

チャイルドシート比較

衝突試験の評価は国土交通省「チャイルドシートアセスメント」に基づいて記載しています。

また、値段はamazonで2月10日~16日に調査したものであり変動している可能性があります。

購入する際には各商品ごとに適用車種が決まっているため、必ず自家用車に適合するか確認してから買いましょう。

1.アップリカ

ベビー用品のトップメーカーです。

ほぼ完全フラットになるベッドタイプの商品を主力としているメーカーです。

商品名値段固定衝突試験特徴

フラディア グロウ
36981円ベルトベッド(普)
乳児(普)
幼児(普)
回転式・ベッド型の上位シリーズの標準モデル

フラディア グロウ ISOFIX
47405円ISOFIXベッド(普)
乳児(普)
幼児(普)
上位シリーズのISOFIXモデル

フラディア グロウ ISOFIX セーフティー プラス
53413円ISOFIX評価中※上位シリーズの新安全規則R129適合タイプ※

フラディア グロウ ISOFIX セーフティー プラス プレミアム
60439円ISOFIX評価中※グロウISOFIXの最上位モデル

フラディア グロウ ISOFIX360°セーフティー
53201円ISOFIXベッド(良)
乳児(優)
幼児(良)
セーフティープラスの前年モデル

フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー プレミアム
53201円ISOFIXベッド(良)
乳児(優)
幼児(良)
セーフティープラスプレミアムの前年モデル
フラディア ISOFIX セーフティー67100円
メーカー価格
ISOFIX評価中※フラディアR129適合タイプの最新モデル

ディアターン プラス
29696円ベルトベッド(良)
乳児(優)
幼児(良)
回転式・ベッド型の標準シリーズ

ディアターン プラス プレミアム
31800円ベルトベッド(良)
乳児(優)
幼児(良)
ディアターンプラスのシェード付きタイプ

ディアターン プラス ISOFIX
39600円ISOFIXベッド(良)
乳児(優)
幼児(良)
ディアターンプラスのISOFIXモデル

クルリラ
43991円兼用乳児(良)
幼児(良)
回転式の標準シリーズ
マモリラ75900円
メーカー価格
ISOFIX評価中※回転式R129適合の最新モデル

※衝突試験の評価は「チャイルドシートアセスメント」に基づく
※対象年齢は全て0~4歳頃まで
※新安全規則R129適合とは前後衝突にくわえて「側面衝突」の安全にも配慮している

2.コンビ

アップリカと並ぶ国内最大手のベビー用品メーカーです。

コンビのチャイルドシートは「コンパクト」を売りにしているものが多くあります。

また、「エッグショック」と呼ばれる独自の衝撃吸収クッションを開発し、回転シートタイプでは前面衝突試験で、乳児用と幼児用ともに(優)を獲得した実績があります。

商品名値段固定衝突試験特徴

クルムーヴ スマート ライトJM
36973円
(ベルト)
40400円
(ISOFIX)
ISOFIXまたはベルト【ベルト】
乳児(普)
幼児(良)
【ISOFIX】
乳児(優)
幼児(優)
回転式・ベッド型の標準モデル
クルムーヴ スマート JK60500円
メーカー価格
ベルト乳児(普)
幼児(良)
回転式・ベッド型の上位モデル。幌、通気ファンをプラス

クルムーヴ スマートJN
50973円
(ベルト)
51400円
(ISOFIX)
ISOFIXまたはベルト【ベルト】
乳児(普)
幼児(良)
【ISOFIX】
乳児(優)
幼児(優)
回転式・ベッド型の上位モデル。大型幌をプラス

ウィゴー
16800円ベルト不明標準的なチャイルドシート

ウィゴー サイドプロテクション
19981円ベルト不明ウィゴーに側面クッションをプラス

ウィゴー ロング
22550円ベルト乳児(良)
幼児(普)
7歳まで使用可能

ウィゴー ロング サイドプロテクション
25800円ベルト乳児(良)
幼児(普)
ウィゴーにサイドクッションをプラス

ウィゴー ロング ムーバーサイドプロテクション
35199円ベルト乳児(良)
幼児(普)
ウィゴーに大型サイドクッションをプラス

※衝突試験の評価は「チャイルドシートアセスメント」に基づく
※対象年齢はヴィゴーロング以外は全て0~4歳頃まで

3.エールベベ(カーメイト)

国内製造をしているチャイルドシートメーカーです。

回転シートのラインナップがとても多く、他メーカーにはない低価格のエントリーモデルがあります。

商品名値段固定衝突試験特徴

クルットR グランス
75900円ISOFIX評価中回転シートのR129適合※シリーズで標準モデル。

クルットRザ・ファースト
82300円ISOFIX評価中回転シートのR129適合シリーズで上位モデル。大型幌などをプラス。

クルット6i グランス
59400円ISOFIX乳児(良)
幼児(良)
回転シートの標準シリーズ

クルット6i プレミアム
58891円ISOFIX乳児(良)
幼児(良)
クルット6iの上位モデル。大型幌などをプラス

クルット6i Agピュア
70015円ISOFIX乳児(良)
幼児(良)
クルット6iの上位モデル。抗菌シートをプラス

クルット5i グランス
54979円ISOFIX乳児(良)
幼児(良)
クルット6iグランスの旧モデル

クルット5i プレミアム
70400円ISOFIX乳児(良)
幼児(良)
クルット6iプレミアムの旧モデル

※衝突試験の評価は「チャイルドシートアセスメント」に基づく
※対象年齢は全て0~4歳頃まで
※新安全規則R129適合とは前後衝突にくわえて「側面衝突」の安全にも配慮している

4.リーマン

知名度は低いですが国内製造をしている国産メーカーです。

低価格モデル、ロングユースモデル、回転式ISOFIXモデルなど商品も価格帯も幅広くあります。

商品名値段固定衝突試験特徴

ラクールISOFIX ライト
59400円ISOFIX評価中回転式のR129適合シリーズで標準モデル。

ラクールISOFIX
43730円ISOFIX評価中回転式のR129適合シリーズで上位モデル。大型幌などプラス

ラクールISOFIX ナチュラル
42097円ISOFIX評価中ラクールISOFIXの色違いモデル

ラクールISOFIX プレミアム
59400円ISOFIX評価中回転式のR125適合シリーズで最上位モデル。抗ウィルスシートをプラス

ネディアップ
15832円ベルト乳児(優)
幼児(良)
新生児用チャイルドシートのエントリーモデル

ネディアップ キャノピーα
17695円ベルト乳児(優)
幼児(良)
新生児用チャイルドシートのエントリーモデル

ネディLife
16546円ベルト不明ネディアップの旧モデル

レスティロ3
22041円ベルト不明新生児用チャイルドシートの標準モデル。

レスティロ ISOFIX
36630円ISOFIX乳児(優)
幼児(優)
レスティロのISOFIXモデル

カイナS
13002円ベルト乳児(優)
幼児(優)
7歳頃まで使用できる

カイナビットターンISOFIX
24800円ISOFIX評価中回転式。11歳頃まで使用可。

※衝突試験の評価は「チャイルドシートアセスメント」に基づく
※対象年齢はカイナを除き0~4歳頃まで
※新安全規則R129適合とは前後衝突にくわえて「側面衝突」の安全にも配慮している

5.グレコ

グレコは海外のブランドで、日本ではアップリカと合弁会社を設立し、企画・販売・アフターサポートをしています。

ラインナップとしてはアップリカと比べて低価格帯の商品を販売しています。

商品名値段固定衝突試験特徴

マイルストーンGB
22704円ベルト乳児(良)
幼児(普)
11歳頃まで使えるロングユース

G-FLOW
12800円ベルトヨーロッパ安全基準適合一般的なチャイルドシート

※マイルストーン以外の対象年齢は全て0~4歳頃まで

6.日本育児

ベビー家具ではお馴染みのベビー用品メーカーです。

お手頃価格で人気ですが、新生児用のチャイルドシートについては安全性能評価が不明であるため購入の際はしっかり検討しましょう。

商品名値段固定衝突試験特徴

ノセッテ ロング
22,800円ISOFIX評価中回転式。7歳までのロングユース

バンビーノ360Fix
28400円ISOFIX評価中回転式の標準モデル

スマートキャリー
23223円ISOFIXヨーロッパ安全基準適合ベビーキャリーとして赤ちゃんを乗せたまま車外に持ち運べる

※適用年齢はバリアントを除き全て0~4歳頃まで

7.カトージ(Joie)

ベビー家具ではお馴染みのベビー用品メーカーです。

商品名値段固定衝突試験特徴

アイ・アーク360°
32981円ISOFIX評価中回転式

アーク360°
21600円ISOFIX乳児(良)
幼児(普)
アイ・アーク360°の旧モデル

バリアント
12691円ベルト乳児(優)
幼児(普)
7歳頃までのロングユース

チルト
11491円ベルト乳児(優)
幼児(良)
一般的なチャイルドシート

※適用年齢はバリアントを除き全て0~4歳頃まで

結局どれを選ぶ?おすすめチャイルドシート

チャイルドシートは最も選びにくいベビー用品のひとつです。

実際に車に試着できないのに、商品点数が多いため、どれを選ぶべきか非常に困ります。

そこで「安全性」を軸としたおすすめ商品と、「経済性(コスパ)」を軸としたおすすめ商品をそれぞれ取り上げて行きたいと思います。

1.安全性で選ぶならR129適合モデルがおすすめ

チャイルドシートは大切な赤ちゃんを守るアイテムですので、できれば金額よりも安全面を重視して選びたいところです。

基本的にベルト固定タイプよりもISOFIXタイプのほうが安全性が高くなります。

さらにトレンドは新安全基準であるR129適合モデル。

商品数はまだまだ少ないのですが、前後からの衝突に加えて、横(側面)からの衝突からも赤ちゃんを守れるような構造で作られています。

R129適合モデルを発売しているのは現時点でアップリカ、エールベベ、リーマンの3メーカーのみ。

すでに人気メーカーのアップリカのR129適合モデルは店頭やネット販売でも売れ切れ状態となっているので、エールベベ、リーマンの商品を選びましょう。

なかでも実勢価格が5万円を切るリーマンの「ラクール」シリーズがお手頃でおすすめです。特に「ラクール ナチュラル」は、今、注目の抗ウィルスの生地を使用していて、安心感が違います。


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2.コスパで選ぶならロングユースモデルがおすすめ

新生児対応のチャイルドシートは基本的に4歳まで使用できるモデルがほとんどですが、一部には7歳頃まで使えるロングユースモデルがあります。

ロングユースモデルは必ずしも新生児用に最適化されているわけではないので、頻繁に自家用車での移動をするご家庭や長距離移動をする予定のご家庭にはおすすめしないのですが、退院時など特別な時だけ短時間だけ車で移動するのであれば、コスパ重視でロングユースモデルを選んでも良いでしょう。

ロングユースモデルには、7歳まで対応のコンビ「ヴィゴー ロング」、リーマン「カイナ」など、11歳まで対応のグレコ「マイルストーン」、リーマン「カイナビットターン」などがあります。

この中でも、リーマン「カイナ」は13000円と非常に安いにも関わらず、安全性が乳児・幼児ともに「優」という最高評価になっています。



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ただし、ベルト固定式なので十分な安全性を保つためには適切な固定が必須となるため取り付けには注意しましょう。

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